「身長を伸ばすために毎日牛乳飲んでます!」こんな人は少なくないはずです。
身長を伸ばすためにはカルシウムが必要、カルシウムが豊富な食品が牛乳。
だから、牛乳を飲めば身長が伸びそうですよね。
でも、牛乳を飲んでも身長は伸びません。
骨を丈夫にするにはカルシウムが必要です。
しかし、ただカルシウムを摂るだけでなく、カルシウムの吸収を助ける栄養素も同時に摂取しなければなりません。
カルシウムとマグネシウムを2:1の割合で摂取すると、カルシウムの吸収がよくなります。
しかし、牛乳にはマグネシウムがほとんど含まれていなくて、その比率は11:1ほどです。
ビタミンDは小腸でのカルシウムの吸収を助ける栄養素です。
カルシウムを摂取するだけでなく、ビタミンDも摂ると吸収がよくなります。
ビタミンKも必要です。
骨にカルシウムを沈着には、オステオカルシンというタンパク質が関わっています。
このオステオカルシンを作るためにビタミンKが必要です。
牛乳に含まれるビタミンKは、100gあたりわずか2μgです。
ビタミンKの1日の摂取目安量は150μg以上なので、牛乳から摂取するのは非効率です。
そして、牛乳にはカルシウムの吸収を阻害するリンが多く含まれています。
牛乳100gの含有量は、カルシウムが110mg、リンが93mgです。
リンを過剰に摂取すると、カルシウムとリンがくっついて小腸での吸収を阻害します。
加工食品にもリンが含まれているので、知らず知らずのうちにリンを過剰摂取している可能性があります。
このように、牛乳にはカルシウムとその他の栄養素のバランスが崩れています。
ヨーグルトやチーズなど他の乳製品も同じです。
カルシウム摂取源としては適切ではありません。
(牛の飼料、ホルモン剤などの問題もあります)
カルシウムが豊富な食品は牛乳以外にもあります。
干しエビ、骨ごと食べられる魚(シシャモ、ワカサギなど)、ひじき、あおさ、青のり、凍り豆腐、ごま、パセリなどもカルシウムを多く含んでいます。