前回の続きです。

 

子供の行動の目的の多くは、親の注目を集めることです。

親の子供への注目には、正の注目負の注目があります。

 

正の注目・・・褒める、ご褒美

負の注目・・・しかる、罰を与える

 

行動の目的は「注目」を集めることなので、正の注目であっても負の注目であっても、それを与えることで子供の行動は強化されます。

 

 

こんな経験がありませんか。

 

お手伝いをしたことを褒めたら、ますますお手伝いをするようになった。

静かにしなさいと言っても静かにせず、しょっちゅう騒ぐ。

 

子供の行動が親にとってうれしいことなのか、迷惑なことなんか、子供にとっては関係ありません。

正の注目であっても、負の注目であっても、注目されたいのです。

 

 

注目をしたことが強化される。

つまり、やって欲しいことをしたときに注目してあげれば、親にとって望ましい行動をするようになります。

 

やって欲しいことをしたときには褒めますよね。

 

では、たくさん褒めてあげれはよいのかというとそうではありません。

褒めてばかりには問題点があります。

 

 

褒められると最初はうれしいです。

ますます頑張りたくなります。

 

しかし、いつもいつも褒められていると「この人何か企んでいるんじゃない?」と思いたくなります。

 

また、子供は親の期待に応えようとして無理をするようにもなります。

 

いい子でいないと注目をされない、いい子でいないと見捨てられてしまう。

このようにも感じてしまいかねません。

 

そして、やらされている感があり、反ってやる気をなくすこともあります。

 

さらには、自分が褒められるために他者の足を引っ張っぱろうとすることすらあります。

 

褒めることをやめればその行動をしても注目されず、注目されるという目的を達成できないので、望ましい行動をしなくもなります。

褒められる間だけしかやらないのです。

 

何か行動をするとき、そこには「内的動機づけ」または「外的動機づけ」が関わっています。

 

内的動機付け・・・自分でやる気を起こさせる動機付け

自ら成長や達成を感じつとるこごができ、自発的に行動したくなる

 

外的動機付け・・・外からの働きかけ

何かを与えることでやらせようとする、叱ったり罰を与えたりして行動を制限する

子供を外からコントロールする方法

 

 

褒めたり叱ったりは子供をコントロールするようなものです。

自分でやろうとする気持ちは育ちません。

 

では、どうすればいいか、それは次回に続きます。