消費期限と賞味期限の違いを知っていますか。

 

簡単にいうと

 

消費期限は安全に食べられる期限

賞味期限はおいしく食べらる期限

 

消費期限はサンドイッチ、生菓子、おにぎりなど、比較的すぐに食べなければならないもの、傷みやすいものの記載されています。

これらは、すぐに食べ切ることが望ましいものです。

 

賞味期限はおいしく食べられる期限なので、過ぎてしまっても食べられなくなることはありません。

 

本書の中でこんなエピソードが紹介されています。

 

賞味期限は、あくまでアバウトな「目安」です。でも、そんな「目安」に過ぎない数字を、一日たりともたがわずに厳密に守ろうとしている人は、少なくありません。知り合いの食品メーカー勤務の人ですら、「賞味期限を過ぎたら速攻で捨てる」と言っていました。

 

食べられないものではないのに捨ててしまうのはもったいないです。

 

そして、捨てれば購入費をムダにしていることになります。

1年間に出される食品ロスを金額に換算すると、4人家族の場合で6万円相当という報告もあります。

 

そして、捨てて燃やせば二酸化炭素が放出されて、地球温暖化が加速します。

処分費は、税金やゴミ袋購入費から出されています。

自分が出した食品ロスに費用を支払っているのです。

 

さらに、埋め立て地の問題もあります。

埋め立て地はもういっぱいになりつつあります。

 

賞味期限は、これくらいの期限までならおいしく食べられると計算して出した数字に、1よりも小さい数値をかけて求めたり、これまでの経験で出したりしています。

こうして出された数字は、実際に食べられる期限よりも短めに設定されています。

 

缶詰の場合、味が濃いものだと15年くらい大丈夫なものがあるそうです。

 

賞味期限が切れても食べることは十分にできるのです。

 

すぐに捨てるのではなく、できるだけ食べるようにする。

それが、家計を助けることになるし、環境への負荷を減らすことにもつながります。

 

『賞味期限のウソ』 井出留美