水を飲むだけで太るという人がいます。
でも、水を飲んだだけでは太らないです。
水を飲んで太ったと思っているのは、摂取した水の重さの分で体重が増えただけです。
500mlの水が入ったペットボトルをもって体重計にのれば、何も持っていないときと比べて500gくらい(水+ペットボトルの重さ)重くなります。
水を飲んで重くなるのもこれと同じ。
体の中に取り込んだ水の重さだけ体重計の数値が増えているんです。
一般的に太るとは、脂肪が増えることをいいます。
脂肪が増えるのは、摂取したエネルギーが使われずに脂肪として蓄えられるからです。
糖質・脂質・タンパク質にはカロリーがあります。
1gあたり、糖質とタンパク質は4kcal、脂質は9kcalです。
これが体を動かしたり、脳を働かせたりするエネルギーになります。
使われなかったエネルギーは脂肪として蓄えられます。
脂質だけが体の脂肪になるのではなく、糖質も、タンパク質も、使われずにエネルギーがあまれば体の脂肪になります。
「使わなかったエネルギーは捨ててくれればいいのに」と思いませんか。
でも、人間の体にはエネルギーをムダに捨てしないというシステムが備わっているんです。
人間が狩猟をして暮らしていた時代、食べものはいつ手に入るかわかりませんでした。
ときには、何日間も十分な量の食料にありつけなかったときもあったでしょう。
冷蔵庫なんてない時代なので、たくさんとって貯蔵するなんてできません。
植物がいつもとれるとは限りません。
獲物をとることに失敗してしまうこともあるでしょう。
そこで、十分な食料を得られなかったときのために、人間は脂肪という形で体にエネルギーを蓄えるようになりました。
冷蔵庫が普及して、いつでも食べものを手に入れられる現代でも、この体のシステムは残っています。
そのため、あまったエネルギーは脂肪として蓄えられてしまいます。
水にはカロリーがありません。
ミネラルウォーターのラベルに栄養成分表示が書かれていますよね。
そこに0kcalと書かれているはずです。
カロリーがないので、水を飲んでも脂肪が増えることはありません。
水を飲んだだけで太ることはないんです。
むしろ、やせたいなら水を適度に摂った方がよいです。
水を摂った方がよい理由は次回紹介します。