深い呼吸が大切といわれています。
深い呼吸をすると酸素と二酸化炭素の入れ替えが十分にできて、体のすみずみにきれいな酸素が行き届きやすくなります。
また、深い呼吸によって血流がよくなります。
呼吸に関する本はたくさん出ていて、多くの本ではしっかりと吐いて、十分に吸いましょうと解説をしています。
でも、しっかり吐いて、十分に吸うときには、無理な力がかかります。
無理な力をかける呼吸は、あまりよいとはいえません。
『氣の呼吸法』の中で、さまざまな呼吸法のことに触れた後に、著者に藤平光一さんはこのようにいいます。
しかし、力強く吸ったり、故意に息を止めたり、腹に力を入れたりしていると、毛細血管が収縮し、うまく酸素が運ばれません。それは、一時的に肺の空氣を入れ替えるだけの深呼吸でしかないのです。
しっかり酸素を吸うためには、まずしっかり吐くことが大切だというので、私はしっかり吐く呼吸をしていたことがあります。
このとき、お腹に結構力がかかります。
この呼吸を取り入れていた時期は便通がよくありませんでした。
深い呼吸をすると腸が動いて便通がよくなる、といわれていますが、私の場合は逆に悪化をしたんです。
おそらく、無理に力を入れて呼吸をしたので、腸が緊張をしてしまったのでしょう。
無理に力を入れる呼吸は余計な力が入って、交感神経を活発にします。
交感神経は日中活動をしているときや、緊張しているときに活発に働く神経です。
腸は緊張状態ではスムーズに動いてくれません。
呼吸を頑張りすぎるのもよくないのかもしれませんね。
呼吸を意識して行うことで、体調がよくなることがあるかもしれません。
でも、無理は禁物です。
自然とリラックスして行う自分にとって無理のないやり方が、体にとってもよいことなんです。
