うつ病になると、寝ても寝ても眠いことがあります。
12~16時間くらい眠ってしまうこともあります。
こんなにも長時間眠っていると、本人だけでなく家族など周りの人も「大丈夫なの?」と心配になることもあるでしょう。
寝ても寝ても眠いのは、体が眠りを必要としているからです。
そのため、過眠になっていても問題ありません。
これは回復に必要な眠りです。
過眠は1か月から2か月くらい続くことがあります。
それだけ、体は休息を必要としているのです。
うつの症状が治っていけば、自然と過眠はなくなっていきます。
「たくさん眠っているのは怠けだ」
「甘えだ」
と考えてしまうかもしれませんが、そうではないですよ。
回復のために必要な眠りなのですよ。
ただし、睡眠薬を飲んでいる場合は、薬の影響が考えられます。
うつ病の方は、夜眠れない、眠気がでないということがあります。
そういった場合、睡眠薬が処方されます。
薬を飲んでいて眠気がでるようなら、主治医に相談をしてください。
薬の種類やその人の体質によっては、朝まで睡眠薬の影響が残ってしまい、過眠になったり、日中眠気がでたりします。
睡眠薬は、眠気がでない、眠れないというときのためのものです。
寝ても寝ても眠いなら、薬がなくても眠れるでしょう。
夜に眠たくなるためには、朝の過ごし方が重要です。
眠気がでるのは、メラトニンというホルモンの働きによるものです。
メラトニンは、朝日をあびてから14~16時間後に分泌されます。
つまり、夜眠くなるためには、朝日をあびることが重要なのですね。
朝起きたらカーテンをあけて、光をあびましょう。
可能ならベランダにでて光をあびてください。
窓ガラス越しよりも外にでたほうが強い光をあびることができ、体内時計をととのえる働きが強くなります。
もう少しできるようなら、朝散歩をすることがおすすめです。
ウォーキングはリズム運動で、セロトニンの分泌をうながします。
また、朝に外を歩くことで朝日をあびることができます。
歩く時間は10分くらいでよいです。
寝ても寝ても眠いのは、体が眠りを必要としているからです。
ただし、睡眠薬を飲んでいる場合は主治医に相談をしてください。
薬を飲んでいなくて眠いようなら、回復のために必要な眠りで、怠けでも、甘えでもないですよ。
体が回復してくれば、眠気はおさまってきます。
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