合コンやパーティーなどにでて、大勢の人の中にいるのに、孤独を感じる。

 

なんだか寂しい。

 

そんな経験がありませんか。

 

大勢の中にいるほうが、ひとりでいるときよりも、孤独を感じることがあります。

 

たくさんの人に囲まれてにぎやかなら、孤独を感じないように思うけれど、実はそうではありません。

 

それはどうしてでしょうか。

 

 

大勢の中にいても孤独を感じてしまうのは、そこにいる人たちと心がつながっていないからです。

 

 

 

 

女子会で数人の女性で集まったとします。

 

女性が集まると、ワイワイと会話が弾みますよね。

 

でも、そこにいる自分はなんだか寂しい。

 

そのとき、その場所にいる人たちと心がつながっていません。

 

表面的にはみんなにあわせているけれど、

 

心の奥では「なんだか違うな」という気持ちがあったり、

 

そこにいる人たちに溶け込めていなかったりします。

 

心がつながっていないから孤独を感じます。

 

 

反対に、ひとりでいるときのほうが安心できたり、孤独を感じなかったりします。

 

ひとりでいるとき、他人を意識しなくていいからです。

 

「ひとり」というのは、その他に人がいるから成り立つ考えです。

 

もともと自分しかいなかったら、「ひとり」という考えは生まれません。

 

 

たとえひとりでも、何かと心がつながっていれば、孤独は感じません。

 

つながるものは何でもいいです。

 

たとえば、道端に咲いている花、木にとまっている鳥、空など。

 

この世にたったひとりで存在しているのではないのだ、と感じられます。

 

 

ひとりならば、自分の時間を楽しむこともできます。

 

誰かと一緒だと、周りにあわせる必要があって、自分の好きなことができないときがありますよね。

 

でも、ひとりなら周りを気にせず、好きなことができます。

 

好きなことをしているときは、さみしさを感じません。

 

好きなことをしているときは楽しいはずです。

 

楽しいとさみしいを同時に感じることはできません。

 

ひとりだからこそ楽しめる。

 

そういうふうに考えてみると、ひとりも意外といいかなと思えるのではないでしょうか。

 

 

友達がたくさんいることはよいことだ、友達が少ない人はさみしい人。

 

そんなふうに世間では思われているようですが、私はそうは思いません。

 

友達がたくさんいても、心が離れていればさみしい思いをします。

 

たとえ数が少なくても、その人たちとつながっていれば、心は豊かになります。

 

大切なのは人の数ではなく、心がつながっているかです。