誰からも好かれようとすると疲れます。

 

誰からも好かれようとすると、常にいい人を演じていなければなりません。

 

本当の自分でないので疲れます。

 

 

「常に誰からも愛される」ことは不可能であり、非現実的な望みである。自分に向けてこのような考えを言いきかせていると、対人関係が受身的、非主張的になっていくだけでなく、自分らしさを見失い、ありのままの自分が理解され、愛される機会を失うことにもなる。

 

『アサーションの心』平木典子

 

 

 

他人に好かれるためには、その人にあわせた自分になる必要があります。

 

相手にあわせて自分を演じるのです。

 

これは本来の自分ではありません。

 

いつも人にあわせて演じていると、本当の自分がどうだったのかわからなくなります。

 

そして、自分の望みが何だったのかもわからなくなってきます。

 

また、人にあわせるということは、自分主体ではないということです。

 

他人に振り回されている状態です。

 

 

 

 

 

誰からも好かれ、愛されるにこしたことはない。しかし、人は違った好みを持っているので、誰からも好かれることは無理だし、好かれなくても自分の価値が変わるわけではない。

 

(同上)

 

 

 

人間関係は、2割は嫌いな人、2割は好きな人・大切にしたい人、6割はどっちでもない人に分類にできます

 

気にすべきは、2割の好きな人・大切な人です

 

この人たちは、本当のあなたのことを大切にしてくれます。

 

そして、困ったことがあったら助けてくれるはずです。

 

好かれようと演じる必要がなく、一緒にいて楽です。

 

 

嫌いな人とは距離をとりましょう。

 

嫌いな人と仲良くしようとしても難しいし、疲れるだけです。

 

どっちでもない人は、まあ適当に付き合っておけばいいでしょう。

 

 

誰もに好かれようとする必要はないんです。

 

自分が好きな人、大切な人のことを大事にしましょう。

 

みんなにいい顔をして本来の自分を見失わないように。