私がまだ幼稚園、小学校くらいのころ、私の母はあまり構ってくれませんでした。
私は幼稚園に行くのが嫌で、毎朝幼稚園バスに乗ることを嫌がっていました。
あるとき、「バス停まででいいから」と母がいうので、「幼稚園には行かなくてい、バス停まででいい」と私は理解して、バス停まででかけました。
しかし、バスがくると無理やりバスに乗せられてしまいました。
母が言っていたこととは違います。
このとき「裏切られた」「うそをつかれた」という思いを抱きました。
幼稚園バスの中では、ずっと泣きっぱなしです。
小学校1年生のときには、ある男の子から上靴で叩かれていじめられていました。
そのことを母に伝えたのですが「やめてって言いなさい」「先生に言いなさ」としか言ってくれません。
いじめをやめるように母に何かをしてもらいたかったのですが、具体的な行動はしてくれませんでした。
こういったことがあって、人のことを信頼できなくなりました。
また、母の愛情が足りなかったので摂食障害になったのだと思います。
私は摂食障害で、もう19年ほど悩んでいます。
今だに解決していません。
私としては、小さいときにどれだけ傷つけられたかを母に知って欲しいです。
しかし、それを伝えても理解してくれないことでしょう。
伝えたとしても「ふーん、そうなの」「いつも母さんのことを悪い人扱いするよね」といった返事が返ってきそうです。
私が小さかったころ、母は子供のことに無関心なふうでした。
そういった人に自分の気持ちを伝えても、返ってくるのは無関心な反応です。
おいおい泣いて謝ってくれるだろう、反省してくれるだろうということを期待してしまうのですが、きっとそうはならないことでしょう。
ただの期待、妄想です。
期待をするからつらくなります。
いつまでも縛られているから、前に進めないのです。
「誰かのせい」と思っている間は、自分が誰かに操られていることになります。
自分で判断したことではなく、相手によって気持ちや行動が変わってしまうのだから。
前に進むためにはあきらめが必要です。
母はこういう人と思ってあきらめて、自分がやりたい道を進めばきっと摂食障害もよくなると思います。
他にも母親が原因で悩んでいる人もいることでしょう。
悩みも母親からの縛りから解放されることでよくなってくるはずです。