実家暮らしで家族と過ごしていても話す機会がほとんどありません。
なぜなら、私が話しかけても「あ、っそう」「ふーん」とそっけない態度を取られてしまうからです。
こんな態度を取られると「自分に興味がないんだ」「私のことが嫌いなんだ」と思ってしまい悲しくなるので、それなら話さない方がいいやと思ってかかわらないようにしていました。
では、なぜそっけない態度を取られてしまったのか。
それは私に問題があったのだと思います。
無表情の人と会話をしていて楽しいですか?
無表情だと何を考えているのかわからなくて不安になったり、自分が話していることに興味がないのだと思ってしまったり、そんなふうに考えるのではないでしょうか。
こんな気持ちになるようでは、無表情の人と会話をしたくはありません。
表情がない人に対しては、イエス・ノーで答えられるような質問にしか答えてくれない、ということがあります。
顔面神経麻痺という表情筋を動かせなくなる疾患があります。
顔面神経麻痺の方で家族が積極的な会話をしてくれなかったという経験を持つ方もいるようです。
家族がそっけない態度を取っていた時期、私は無表情でした。
毎日が憂うつで表情がなかったのです。
表情がないために家族は会話をするのがつらかったのでしょう。
そのため、そっけない態度を取られてしまったのだと思います。
円滑なコミュニケーションのためには表情(とくに笑顔)が大切です。