摂食障害で家族と生活をしていてつらいことの一つが、腫れものに触るように接してくることです。
私は拒食症で、現在実家で過ごしています。
家族は父・母・妹です。
家族の中では私だけが浮いているようで、腫れものに触るかのように接してきます。
摂食障害で入院する前は、家族でご飯を食べに行ったり旅行に行ったりしていたし、家では普通に会話をしていました。
しかし、退院後は対応が違います。一緒にご飯を食べに行ったり旅行に行くことはなくなり、会話はまったくありません。
妹なんて私が話しかけると嫌そうな顔をします。
父も私をどのように扱ったらよいのか困っているようで、まったく話しかけてくることはなくなり、私が話しかけてもどこかよそよそしいです。
母は些細なことでも私にお願いをすることはなくなりました。
ティッシュをとってというようなことでも私には絶対にお願いはしないのです。
父や妹にはこういったお願いはしています。
このような対応をされると自分は邪魔者のように感じてつらいです。
私なんていない方がよいと思うこともあります。
摂食障害の回復は家族の対応が大切だといわれています。
家族が本人のことを温かく受け入れることが摂食障害の回復にとって重要なのではないでしょうか。
だからといって、私は家族に温かい対応を要求しているのではありません。
できれば温かい対応はして欲しいけれど、こちらからお願いできることでもありません。
現在摂食障害の家族がいる場合、腫れものに触るような対応はしないであげて欲しいです。
言葉では伝えなくても本人はつらい思いをしていると思います。
家族が本人を受け入れてあげれば、本人も安心できるのではないでしょうか。