摂食障害になることで嫌なことから逃げています。
私は体育が嫌いでした。
運動が苦手なのではなくて、チームプレーが苦手なのです。
体育の授業は、たいてい2人組を作ったり、チームで行うスポーツがあります。
バトミントンやテニスは2人組を作らないといけないし、サッカーやバレーボールなどはチームで行います。
1人で行うマラソンなら好きだけれど、誰かと一緒に行うスポーツは嫌いです。
友達が少なかったのです、2人組になってくれる人がいなんです。
チームプレーは相手を気遣わないといけなくて、相手に悪いことをしたのではないかと気になって仕方がありません。
だから嫌いできます。
高校生のときは病院で診断書をもらって、体育を休んでいました。
摂食障害のおかげ(?)で体育をやらなくてもよかったんです。
修学旅行にも行きませんでした。
修学旅行が楽しみな人は多いみたいだけれど、私は大っ嫌いです。
「風邪をひかないかな」と風邪をひく努力をしたこともあります。
努力は無駄でしたが・・・。
中学生までは仕方がないので修学旅行に行ったけれど、高校生のときは摂食障害を理由に行きませんでした。
これも摂食障害を理由に嫌なことから逃げていました。
摂食障害を利用して嫌なことから逃げていてはいけないのかもしれないけれど、そのときの私には必要なことでした。
でも、今ではそれではいけない。
これでは社会にでて生活ができません。
そうはわかっていても、摂食障害から回復したら嫌なことに直面しなければならない。
それもあって、治りたくないなという気持ちがあります。