久々の投稿です^^
今年の夏休みは期間も日も地域によってバラバラ。
何より短い!
まさに学校と受験勉強の時間の兼ね合いが一つのポイント。
そして、もう一つ。
その限られた時間で何をするかだ。
この夏、受験勉強をようやく?本格的に『はじめる』受験生諸君。
よし!始めよーか!!!と意気込んで、まず何からはじめますか??
君たちが選んだその1歩目、もしかするとちょっと効率悪いかもしれない。
時間が限られている受験生、ようやく本腰を入れ始めたのだからこそ、効率よく勉強をしてほしい。
この夏は例年の夏休みほど長くないからこそ、具体的に的を絞った学習が必要となる。
国語
漢字や慣用句などの語彙系は、8月が終わるまでに受験に必要なものを毎日のルーティンとして潰しておきたい。
なんなら、それだけの日を3~5日作ってもいいかもしれない。
その期間で全部覚えろ!という事ではない。
それを受験までに制覇するんだという分量把握と仕分け作業も重要だ。
それとは別に読解が苦手ならば、1日1題は是非ほしい。
わからない漢字や語句があればそれは辞書にでも頼っておいて、1題1題を丁寧に読解力・解法力を優先してほしい。
テストならば、わからない漢字は文中から予測するだろうが、まずは綺麗な解法のフォームを固めていくべきだ。
そして、秋への速読速解の準備に備えていく。
まだ間に合う!!
算数
単元別に潰していくこと。
計算と割合・比、速さ、平面図形。
ここでも何度も言ってきたが、これらはどんな受験校でも出題され、かつ点数ウエイトも多い。
攻略方法はまずどんなパターンが存在するのか?
そして、自分が受験しようとしている受験校がそのうちどんな問題を過去に聞いてきたか?
また、どんなレベルだったか?
過去に出ていれば、その問題から予想を紐解くことができる。
過去に出ていないならば、予想の一つにピックアップされる。
この過去問を見ておくことは、今後受験日までの残された期間の学習の優先度をはかることができる。
手が出ないような問題があってもビビる必要はない。
果たして合格を決めるような問題ではないならば、そもそも見る必要のない問題とも言えるわけだ。
喜んで捨てて置けばいい(後回し)ということになる。
受験は算数だけでないでしょ?
やらねばならないことはいくらでもある。
だから、過去問のチェックは今からでも絶対必要なわけだ。
大学受験はそうでもないが、中学受験は塾の依存度が高く、対象が小学生ということから、準備は早めにすべきだ。
ほとんどの塾や先生は、過去問(赤本)は秋からやれ!と言う。
だから僕のこの考えは多数派では残念ながら負けてしまう。
でもそれは、塾で対策を組んでくれればの話。
超がつく難関校なら、コース別に分かれて受験対策をやってくれるだろう。
しかし、圧倒的多数の学校、そして圧倒的多数の受験生はそうではない。
難関校という名のその他大勢として一括りにされて、各学校の科目別の『色』とその『傾向』までもすべて授業では言ってくれはしない。
人、時間、学校の数を鑑みて物理的に言えないというのが正確な表現かもしれない。
「その程度の学校なら対策はいらないんだ」という声もある。
半分は否定しない。
一般的にいう進学塾の偏差値55ちょっとくらいまでは、基礎と標準レベルをこなしてくれば合格レベルに届く。
しかし、そこは中学受験。
範囲も子どもにとってはかなり広い。
学力に偏りがある生徒や受験勉強を始めるのが遅かった生徒にはアナが出る。
そのような生徒に傾向対策を施せば大きな武器となり、学校限定の戦闘能力が一気に跳ね上がる。
どんな学校を考えているにしろ、やはり国語・算数が受験の軸となる。
どちらでもいいが、8月末には『やったー』と言えるようにしたい。
そのためには最初に躓かないことが最低条件だ!
最初の5日以内にリズムよく学習ペースを築け!が僕からのアドバイスだ!!
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