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過去の記憶タイ

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タイを中心とした過去ネタを紹介していく予定です。

香港島と九龍の間を結びフェリーはスターフェリー以外にもいくつかあって、簡単に対岸へ渡れます。

 

砲台山の対岸は昔、スラム街の「九龍城」があった地域で香港の下町です。

 

「九龍城」があったころは、九龍城へ近づくほど治安が悪く、ちょっと怖い雰囲気でした。

 

現在、九龍城は取り壊されて、当時の雰囲気は全くないです。

 

また、昔はこのそばに啓徳空港という国際空港があったのですが、ランタオ島に現在の香港国際空港ができて廃港になりました。

 

啓徳空港は、海に伸びた埋め立て地が滑走路になっており、空母に着艦するような感じで着陸します。

 

空港のそばにはビルが建っており、ビルすれすれに大型機が着陸するので、「手に汗を握る」感じの着陸でした。

 

実際に、着陸に失敗する飛行機もあって、たまにですが新聞などに出ていました。

 

香港島の下町「北角」の風景。北角は砲台山の隣。

 

対岸へ渡るフェリー乗り場。スターフェリーと違って乗客が少なく鄙びています。

 

フェリー待合室。お客が少ないのでガラガラです。

 

フェリーターミナルなら海峡を望む。

 

フェリーに乗船して、香港島の風景を撮影。

 

対岸の九龍。空港がなくなりましたが、まだ高層ビルは少ないです。

 

こちらは高層ビルが多い香港島。

 

今まで何度か香港へ行ったことがありますが、いつも九龍に泊まっていました。

 

香港島は「国際金融都市」の顔なので、安宿はないと思っていました。

 

しかし、香港島も端の方へ行けば安いホテルはあるし、香港島に「下町」のような場所があります。

 

ただ、スターフェリー乗り場から少し歩いたところにある香港島のメインストリートでバスや路面電車、あるいは地下鉄(九龍から直通)に乗り換える必要があります。

 

この時泊まったホテルは「砲台山」という場所で、路面電車の終点です。

 

この辺りは、香港島の「下町」で安いホテルがあります。

 

ただ、安いと言っても、香港島の中心部と比べ相対的に安いという話で当時の価格で8000円くらいしました。

 

今は物価上昇と円安のせいで2万円くらいするはずです。

 

ホテルの部屋は広くはないですが、清潔で明るい部屋で意外とよかったです。

 

 

夜は香港島の繁華街「銅羅湾」へ行ってみました。

ネオンがきれいですが、ここは高級なエリアでいかにも高そうなレストランが並んでいます。

 

銅羅湾となりの「湾仔」。

香港の秋葉原と呼ばれた電気店が詰まったビルへ行ってみました。バンコクの「パンティプラザ」みたいな場所です。

 

九龍と香港島の間には地下鉄や海底トンネルがあり、電車やバスでも行けますが、「スターフェリー」が観光を兼ねてならお勧めです。

 

乗り場はネイザンロードを南端まで歩いていくと乗り場があるのですぐわかります。

これは桟橋までの通路です。

 

緑と白に塗り分けられたスターフェリー。

 

以下にも香港らしい風景が楽しめます。

 

香港島側へ到着。

 

フェリーターミナルを出ると、九龍とは違って高層ビル街が広がります。

九龍は空港が昔あったので、高いビルを建てられなかったのですが、香港島はそういう縛りがなかったので高層ビルが多くて、同じ香港でも風景が違います。

 

香港についてマカオで撮った写真を確認しようとデジカメを操作するも、何も表示できません。

 

が~~ん。せっかく撮った写真が全部パーでした。

 

マカオ出発前に、九龍の写真もたくさん撮っておきましたが、もう一度撮り直しました。

 

正面のネオン下が安宿がたくさん入った「重慶マンション」入口です。

 

香港でよく見かける竹の足場。

九龍は以前、空港があったせいで高いビルがないので、こんな竹の足場がよく使われていました。

 

賑やかな九龍の繁華街。

 

九龍のメインストリート「ネイザンロード」。

当時はデパートとかもあったのですが、土地の値段が上がりすぎて今はたぶんないとおもいます。

日系デパートも高島屋、三越、大丸、そごうといろいろありましたが、今はもうないとおもいます。

マカオの夜は刺激的で面白い街でした。

 

夜、カジノのネオンが華やかで、周辺の市街地には怪しげな店もあって面白そうでしたが、慣れていないとボッタクラレる可能性もあるので、外からの見学だけで済ませました。

 

翌日、朝食を兼ねて散歩へ。

 

ホテル近くの丘には公園があって散歩にはもってこいです。

 

 

タイと同様に、朝食をやっている店が必ずあるので、その中の一軒で朝食を取りました。

ただ、広東語しか書いてない店も多いので、メニューの内容をある程度知っていなければなりません。

 

朝食は「早餐 」、サンドイッチは「三文治」、サラダは「沙律」とかです。なお、台湾ではサンドイッチは「三明治」です。

広東語と北京語は違いが結構多いです。

 

 

朝食後、しばらくホテルで休んでからフェリーターミナルへ。

下の写真は、現在のものですが、当時はもっと古い建物でした。

 

なお、知り合いからの情報によると、週末は香港からどっと人が押し寄せるそうで、高速船はどれも満席でなかなか乗れなかったそうです。

(シンガポールとバタムの関係に近いようです)

ただ、現在は橋ができたので、最悪、タクシー利用と言う手もありますが。

 

このときは、運よく九龍行きの大型フェリーがあったのでそれで帰りました。

 

大型フェリーの方が安くて、ゆったりしているのでよかったです。

 

なお、高速船は香港島発着ですが、大型フェリーは九龍の「中港城」発着です。(下の写真)