久しぶりに実家へ帰った。
母の昼ごはんが最高に美味しかった。
「もう少ししたらむかごの季節だよ」
「中秋の名月だから芋煮ね」
旬のもの、日本の食文化を毎日のようにきかされた。
子どものときは、うるさいなと思っていた。
この積み重ねが、私の丈夫なカラダを作ってくれたのだ。
予防医学の食育は、母から伝承された食育が原点にある。
給食費が払えないくらい貧乏だった。
畑をし、釣りをし、魚をさばき、庭でとれた植物で育ててくれた。
25歳で私を産み、関東から兵庫にきた母は、知り合いがいない上、極度の人見知り。
ママ友らしい人もたぶん少なかっただろう。
28歳で妹ができてからは、育児と仕事と店(釣具屋)と飼っていたワンコやネコ(鳥や魚もいたかな )の世話で死ぬほど忙しかったに違いない。
それでも、毎日の食事は旬の食材、調味料や道具にこだわったものを食べさせてくれた。
歴代ワンコも、旬の野菜中心の食事だった。
当たり前のように見てきた調味料や調理道具が、伝統的なもの、プロ仕様とわかったのは、私が食育を意識し始めてからだ。
ネットもない時代、得られる情報は日本料理の本や、働いていた寿司屋や、祖母から受け継いだもの。
厳選した調味料と道具を使い、旬の野菜や魚を中心とした和食を食べること。
食養の世界そのものだ。
学びに行っている陰陽調和料理をなつかしく感じるのは、そのせいかもしれない。
息子が「おいしいね。れんこんおかわり」と何個も食べたw
私は天ぷらなんてなかなかしないが
母の天ぷらは高級天ぷら屋くらいうまい。
言葉たらずな人で、子どもながら悩んだときもあった。
この人は、子どもを大切に思う気持ちを料理で最大限に表現できる人なのだ。
◼️プロフィール
「0歳からの予防医学と食育」makana®︎
代表 まき かなこ
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