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文化系寄り道倶楽部

アラフォーで2児のパパであり、80年代の音楽をこよなく愛し、ガンプラを愛で、パソコンをいじくり倒し、台所を妻から奪い取り、キングの小説におびえ、究極超人あ~るで笑いころげ、夜な夜なUST配信をしている

ジェネシスの中でもっともセールスを記録したアルバム
1986年のインビジブル・タッチは、アルバムチャートベスト3入りを果たし、シングル「インジブル・タッチ」は初の全米1位、その後シングルカットされた4曲全てがトップ5に入る大ヒットとなった

インヴィジブル・タッチ/ジェネシス

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タイトル曲のインビジブル・タッチは現在フジテレビ系の朝の情報番組のオープニング曲、そしてテレビのCMなどですっかり日本ではおなじみの曲。。。たぶん日本で一番知られているジェネシスのナンバーだ



この曲をジェネシスを知らない友人が、「最高のアメリカンポップ」と評した時、ワタシは大声で「コラコラ、なって失礼な!」といってしまったが、まぁ、そう思われても仕方がないか
でも、こんな曲はなかなかアメリカでは生まれないけどね

ジェネシスらしいシングルとしては、Tonight, Tonight, Tonightということになるが、これはらしいというか、フィル・コリンズらしい曲で、ジェネシスらしいかといわれれば顔をしかめるジェネシスファンは多いと思う。。。この頃のジェネシスは、abacabでたどり着いた脱ピーター・ゲイブリルのジェネシス、フィルコリンズと愉快な仲間たちのバンドだったとワタシも思う



ランド・オブ・コンフュージョンのPVは今の若い人には意味不明かもしれないけど、ここには当時のアメリカ大統領をはじめてとした各国の首脳や著名人がなんともブラックユーモアな人形劇を繰り広げている



主役は当時の大統領レーガンとレーガン夫人。。。レーガンはもと役者ということでもあり、当時アメリカが抱えていた財政赤字問題など、何かとせの制作には揶揄されるところがあった。。。また、答辞派までベルリンの壁崩壊前の世界なので冷戦構造の末期、ゴルバチョフ、サッチャー、カザフィーといった当時話題に上がっていた政治家に、プリンス、マイケル・ジャクソン、マリリン・モンローといった有名人が数多くでているが、すべて悪意でまとめられているw
オチまで含めてあまりいいものではないが、今となっては当時の時代背景を知る上で貴重なPVと言えるかもしれない


最後はバラードとうか、まぁ、彼ららしいスローテンポな曲。。。この曲も日本ではCMで使われたりしていましたね
彼らがプログレッシブバンドからスタジアムバンドへ変化した結果、必然的に生まれた曲というふうにワタシは解釈しています




このアルバムはフィル・コリンズを中心としたジェネシスの完成形であり、それは一つの終焉、ジェネシスの表現方法が、より多くの人に親しんでもらえるようなアプローチに特化され、マニアを置き去りにした作品と言える。。。その分、彼らはライブでは往年の名曲の演奏には非常に前向きで、このアルバムをきっかけにライブに足を運んでくれた観客に、かつてのジェネシス、本来のジェネシスを今の解釈で投影すること(OLDメドレーに代表される今風のアレンジ)に成功したといえると思う


では、この時期にかれらがライブで演奏していた往年の名曲をさかのぼって行きましょう

つまりは


「本題はここから」という、長い前ふりの終わりでございます


次回は1980年「デューク」と1978年「そして3人が残った」を紹介したいと思います
前回取り上げたアバカブ(abacab)から1枚のライブアルバム three side live(2枚組みで2枚目A面までがライブ、B面は未発表曲という変則構成のアルバム。。。全米10位)をはさんで、1984年にリリースしたアルバム。。。その名も「GENESIS」
Genesis/Genesis

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かなり間隔があいたこの間、フィルコリンズはもっとも多忙な時期を過ごしていたのかもしれない
自身のソロアルバムの2作目を1982年にリリース(Hello,I Must Be Going)し、初の全米1位を獲得、シングルでもトップ10ヒットを飛ばす

スタジオワークではツェッペリンのヴォーカリスト、ロバート・プラントのソロアルバムやエリック・クラプトンなど精力的にこなしている

ファンとしてジェネシスの活動に大きな影響が出ているなぁと心配していたのだが、そんな中でリリースされたこのアルバムは、フィル・コリンズがソロで好きなことをやっただけあって、ジェネシスとしての音作りに非常に集中できたいいアルバムに仕上がったと思う

アルバムのオープニング曲であり、ファーストシングルのママは圧巻
ジェネシスここにあり。。。フィル・コリンズのジェネシスサウンドが展開している


正直、この曲がシングルカットされたことに驚きを隠せなかった
だって。。。ぜんぜんラジオ向きじゃないものね。。。結果チャートも振るわなかったが、第2弾シングルが大ヒット。。。それがこれ That's All(全米6位)



この曲はまさしくプログレでありながらものすごくポップ、早くもなく、おそくもなく、バラードでもなく、強いて言うならジェネシス節
ライブでのフィルのタンバリンのパフォーマンスも最高です


そしてライブでもその後定番となる組曲 Home By The Sea & Second Home By The Sea
この曲を演奏する前に、フィルは観客にいろいろと説明をします
海岸の近くにたつ幽霊の出る屋敷。。。あなたを「別の世界」へ招待します。。。みたいな
日本公演ではフィルはカンニングペーパーを身ながら日本語で話してくれました



続けてお聴きくださいw


フィル・コリンズとトニー・トンプソンのツインドラムが躍動し、トニー・バンクスのキーボードはもの静かではあるが、宇宙規模まで広がりを見せ、マイク・ラザフォードのギターはその世界の中で、アクセントとなっている
そしてライブでのパフォーマンスでは彼らの発明したバリライトが威力を最大限に発揮し、観客を別世界へといざないます(武道館での公演はスタジアムでやるよりもその効果は最大限に生かされたと思います。。。ワタシは感動して涙が出そうになりましたw)


だいぶお腹がいっぱいになりましたかね
ラストは3枚目のシングル Illegal Alien を聞いてください。。。これも不思議な魅力のある曲です。フィルのソロワークのよい影響がでた曲といえる気がします。。。なんか心地がいいコード進行なんですよね



バンドの名前をアルバムタイトルにしたことにはある一定の意味があるのかもしれない
前作アバカブが全く新しいジェネシスの音楽性を追求したものであり、一つの完成をみたなりに、その世界観をより明確に打ち出したのがこのアルバムといえるでしょう


さて、次回は初の全米1位になったInvisible Touchを紹介したいと思います
81年は、イギリスで絶対的な評価を得ていたジェネシスのアメリカ進出開始の年

80年リリースの前作「Duke」は全米で11位とヒットし、シングルも初のトップ20ヒットを出しており、満を持してのリリースだ
ワタシが洋楽を聴き始め、トップ40に夢中になり始めた頃だ

結成当初はピーター・ゲイブリルがバンドのフロントマンとして絶対的な存在感があったが、彼が1975にバンドを脱退したあとは1971年から加入のドラマー フィル・コリンズがバンドのフロントマンとして活躍した。。。1981年のabacabは最終的にメンバーが3人になってから(いわゆる黄金期)3作目の作品に当たる

Abacab/Genesis

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あー、このジャケットみて思い出したけど、たしかこのジャケット色のパターンが3種類あったような気がします。。。記憶違いかな?でもワタシの所有するアナログ版は緑色が入っていた気がする。。。まぁ、CDでは1パターンなんだろうけど


これがタイトル曲であり、ファーストシングル(シングルヴァージョンは間奏部分をカットしてある)
そしてジェネシスと最初に出会った曲だ



映像を見てもらうとわかるのだが、ライブではフィルは最初ヴォーカルだけを担当してる
ドラムは準メンバーのチェスター・トンプソンが担当している
4:11あたりにインストに入るとフィルはドラムセットへ。。。ツインドラムである

ワタシは生まれてはじめてツインドラムを見た

いやー、圧巻、圧巻

アルバム2曲目はワタシの記憶が確かならアース・ウィンド&ファイヤーのホーンセクションを使っていたのではないかと。。。その後フィルコリンズはEW&Fのフィリップ・ベイリーとイージー・ラバーで共演するというながれだった気がします

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ライブではホーンセクションなしで演奏してます



keep it darkはアルバムで聞くよりも自作のツアーMama Tourのパーフォーマンスを見たほうがより魅力的です



各年代のジェネシスの作品を通して聞いたとき、abacabは3人でのジェネシスの骨格が完成したアルバムだといえると思います
この作品以前は、どこかピーター・ゲイブリルの亡霊を引きずっている印象がありますが、ここにきて、ライブパフォーマンス、楽曲ともにフィル・コリンズのジェネシスの形が出来上がったといえるでしょう

ここまで比較的ポップな選曲でしたが、これはなかなかジェネシスらしい曲で今日の特集を終わりたいと思います



さて、次回は。。。GENESISの予定です。。。うん?。。。いやー、本当にそういうタイトルなんですよ
先発がこんな感じかな。。。まずは初戦カメルーン戦
目標 勝ち点3 最低でも引き分けて勝ち点1を取る


      岡崎

  松井  本田  中村俊
 (大久保)
    遠藤  長谷部
   (稲本)
長友         内田
          
    中澤  闘莉王

      楢崎

<先発布陣の決め方>
初戦のカメルーン戦を考えた場合、遠藤の位置をより守備的な役割を高めたい場合は稲本という選択肢がある。。。体の強さが求められるので、いけるところまでは稲本でいって、途中交代のオプションに遠藤で攻撃的、阿部、今野でより守備的ということができる

トップはもしかしたらいきなり森本というのはあるかもしれないけど、初戦は経験地の高い選手を選ぶのではないだろうか、また同じような意味で右サイドに駒野という選択肢もあるが、両サイドをこなせる駒野はできれば不測の交代枠としてキープしたい。。。そそ意味では阿部、今野も不測の事態が起きない限りは先発はないだろう

<戦い方>
前半は中村がフリーでボールを受けることはなかなかできないので左の松井or大久保と長友が突っかけて相手右サイドを押し込み、左の混戦から遠藤経由で逆サイド中村・内田にボールを出しアーリークロスで岡崎にあわせ、こぼれたボールを本田、長谷部が決める


後半20分過ぎの状況によっての選手交代

シチュエーション1
ホールド
試合の流れを膠着させたい場合。。。0対0、1対1の引き分け状態でセットプレイとカウンター以外はボールをキープしたい状態

岡崎OU→T矢野IN

      矢野

  松井  本田  中村俊
 (大久保)
    遠藤  長谷部
   (稲本)
長友         内田
          
    中澤  闘莉王

      楢崎

<交代の意味>
岡崎は自分でシュートを狙いに行くが、矢野の場合はよりポストプレイの役割が高くなる。。。又はサイドに流れて中央に攻撃的MFが飛び込むスペースを作る。。。さらにディフェンス面では相手セットプレイの時は前線に張るのではなく、DFとしてゴール前を守り前に貼るのは松井、本田

時間の経過とともに松井に代わって大久保か玉田を投入し、よりゴールに近いところでプレイさせる


シチュエーション2
逃げ切り
先制でき、1対0、2対0の後半20分ごろ

岡崎OU→T矢野IN システムを4-4-2に変更

    岡崎  矢野

  本田     中村俊

    遠藤  長谷部
   (稲本)
長友         内田
          
    中澤  闘莉王

      楢崎

<交代の意味>
矢野はひたすらにボールを追い込み、身体を張って相手最終ラインからのロングフィードをフリーで上げさせないようにする。。。日本の弱点はこのロングフィードの対応であり、身体能力のあるカメルーンはもっとも有効的な戦術であるわけだから、2トップは攻めのためではなく守りのためのシステム


日本の左サイドが疲弊するまでこれを繰り返し、その結果後半20分くらいに矢野を投入し、この戦術で逃げ切る。。。長谷部の運動量が落ちたら稲本を投入する。。。本田or中村が疲弊した場合は中村憲がバックアップ

この場合、うまく得点できたらそのまま追加点を狙う


シチュエーション3の1
後半20分 1点差を追い上げ同点を目指す0対1、1対2の場合

松井OUT→玉田IN システムを4-4-2(4-4-1-1)に変更

      岡崎
      玉田

  本田     中村俊

   遠藤  長谷部
  (稲本)
長友         内田
          
    中澤  闘莉王

      楢崎


玉田は岡崎とは縦の関係で中央の突破を図り、ペナルティエリア内にボールを持ち込みPKを狙う
中央が硬いときは、それまでどおりの左サイドを基点とした攻めを続ける
岡崎の運動量が厳しい場合は、矢野、森本どちらか調子のいいほうと交代。。。イーブンなら森本

シチュエーション3の2
後半35分 上記のまま変わらない場合
本田or中村OUT→矢野IN システムを4-3-3に変更

      岡崎
   玉田    矢野

     中村俊(本田

   遠藤  長谷部
  (稲本)
長友         内田
          
    中澤  闘莉王

      楢崎

中村か本田かその試合での調子や疲労でどちらかを下げてイーブンなら本田(矢野とかぶるイメージがあるが)矢野を投入し、3トップ

シチュエーション4
後半20分で2点差以上 0対2、1対3の場合

この場合が一番難しい。。。失点の内容が問題になる
これ以上点をやらないように失点の原因の対処と得点。。。1点取れているか、取れそうなのか、取れそうにないのかで攻撃の強化の度合いが変わる


もっとも大胆なシステム変更はこうだ
松井OUT→岩政IN システムを3-4-1-1(5-3-1-1)

      岡崎

      本田

 中村俊    長谷部
  
     
      稲本
     
長友         内田
          
   中澤 岩政 闘莉王

      楢崎


失点の原因がDFが相手の攻撃を力で粉砕してくるようであれば、ここに1人屈強なDFを投入することもあいだろう。。。またセットプレイでは岩政を残して中澤と闘莉王を前線に参加させることも可能だ。。。遠藤に変えて稲本を投入すると中盤のDFも強化できるが、このシステム変更は両サイドの選手の動き次第で3バックにも5バックにもなり、よほどの訓練をしなければ混乱を招くだろう


まぁ、シチュエーション3はあまり考えても仕方がない(この場合には退場者が1人出ていたり、そもそもけが人で誰かが使えなかったり、いろいろアクシデントの可能性が高い)

なんのアクシデントもなくシチュエーション3が発生した場合は、この代表の力がそこまでしかなかったということでしかない(いささか厳しい言い方だが、このメンバーで岡田監督が戦えると決めたからには、その根拠はこの戦い方が可能なチームであると分析しているに違いなく、そうでなければこのチームになんの救いもないからだ)


いろんな人がいろんなことを考えているだろうけど、ワタシなりにこんな風にイメージしてみました

どうです?勝てそうな気がします?
予告の内容。。。ジェネシスの特集をいよいよはじめようかなと


で、その前に自分とのジェネシスとの出会いについて

ジェネシスといっても創世記、初期、ピーター・ゲイブリル脱退後、3人になってから、フィル・コリンズ脱退後と、いろんな顔を持っています

ジェネシスのバンドとしてのうんちくは後日おいおい語るとして、ワタシが最初に彼らを知ったのは1981年リリースのAbacab それと時を同じくしてリリースされたフィル・コリンズのソロアルバム「夜の囁き」(Face Value)だ

そしてどちらかといえば、フィルのソロのほうがインパクトがあった

これが、その当時ヒットした曲だけど、ドラムを叩きながら、しかも左利きで、頭の薄い。。。でも、なんかクラプトンと仕事しているみたいな。。。すごい人だなぁと

しかも、この曲はおよそ日本では考えられないような暗い感じの曲なのにトップ20のヒット
夜の囁き/フィル・コリンズ

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In The Air Tonight


リズムマシーンとシンセの白玉(全音符でパーーーーってバックで流れる音)だけで、妙なリバーブが掛かったヴォーカルパートから、ドラムが 3:35あたりで入って。。。うわー、なんだろう、この独特の雰囲気。。。かっこいい

もうメロメロでした

そして、ワタシははっきりとジェネシスというバンドの存在を認識したのです

だから、ワタシにとってはフィル・コリンズこそジェネシスであり、ピーター・ゲイブリルやスティーブ・ハケットはむしろ「あとから加入した人」だったわけです

このバンドとの出会いが、バンドの歴史をさかのぼることの醍醐味を味あわせてくれたようなものです

また、彼は当時の音楽界において最も忙しい男と称され、こんな人のソロアルバムにも参加しています

この曲を聴いたとき、素人ながらにフィル・コリンズのドラムだとすぐわかりました



ちなみにこれは「11時の肖像」というファーストソロアルバムに収録されているのですが、もう1人のゲストドラマーはあのコージー・パウウェルです



同じアルバムに収録されている曲とは思えないですよねw


あー、脱線

この調子で本当にジェネシス特集ちゃんとできるかしらw


まぁ、いずれにしても、彼との出会いが、いろんなアーチストを聞くきっかけになったこと、アルバムのクレジットを気にするようになったこと、いろんな音楽の楽しみ方を教えてくれたのは確かです