1986年のインビジブル・タッチは、アルバムチャートベスト3入りを果たし、シングル「インジブル・タッチ」は初の全米1位、その後シングルカットされた4曲全てがトップ5に入る大ヒットとなった
インヴィジブル・タッチ/ジェネシス

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タイトル曲のインビジブル・タッチは現在フジテレビ系の朝の情報番組のオープニング曲、そしてテレビのCMなどですっかり日本ではおなじみの曲。。。たぶん日本で一番知られているジェネシスのナンバーだ
この曲をジェネシスを知らない友人が、「最高のアメリカンポップ」と評した時、ワタシは大声で「コラコラ、なって失礼な!」といってしまったが、まぁ、そう思われても仕方がないか
でも、こんな曲はなかなかアメリカでは生まれないけどね
ジェネシスらしいシングルとしては、Tonight, Tonight, Tonightということになるが、これはらしいというか、フィル・コリンズらしい曲で、ジェネシスらしいかといわれれば顔をしかめるジェネシスファンは多いと思う。。。この頃のジェネシスは、abacabでたどり着いた脱ピーター・ゲイブリルのジェネシス、フィルコリンズと愉快な仲間たちのバンドだったとワタシも思う
ランド・オブ・コンフュージョンのPVは今の若い人には意味不明かもしれないけど、ここには当時のアメリカ大統領をはじめてとした各国の首脳や著名人がなんともブラックユーモアな人形劇を繰り広げている
主役は当時の大統領レーガンとレーガン夫人。。。レーガンはもと役者ということでもあり、当時アメリカが抱えていた財政赤字問題など、何かとせの制作には揶揄されるところがあった。。。また、答辞派までベルリンの壁崩壊前の世界なので冷戦構造の末期、ゴルバチョフ、サッチャー、カザフィーといった当時話題に上がっていた政治家に、プリンス、マイケル・ジャクソン、マリリン・モンローといった有名人が数多くでているが、すべて悪意でまとめられているw
オチまで含めてあまりいいものではないが、今となっては当時の時代背景を知る上で貴重なPVと言えるかもしれない
最後はバラードとうか、まぁ、彼ららしいスローテンポな曲。。。この曲も日本ではCMで使われたりしていましたね
彼らがプログレッシブバンドからスタジアムバンドへ変化した結果、必然的に生まれた曲というふうにワタシは解釈しています
このアルバムはフィル・コリンズを中心としたジェネシスの完成形であり、それは一つの終焉、ジェネシスの表現方法が、より多くの人に親しんでもらえるようなアプローチに特化され、マニアを置き去りにした作品と言える。。。その分、彼らはライブでは往年の名曲の演奏には非常に前向きで、このアルバムをきっかけにライブに足を運んでくれた観客に、かつてのジェネシス、本来のジェネシスを今の解釈で投影すること(OLDメドレーに代表される今風のアレンジ)に成功したといえると思う
では、この時期にかれらがライブで演奏していた往年の名曲をさかのぼって行きましょう
つまりは
「本題はここから」という、長い前ふりの終わりでございます
次回は1980年「デューク」と1978年「そして3人が残った」を紹介したいと思います