1986年にアメリカで公開され、日本での公開は翌年の正月だった
『ザ・フライ』
SFホラー
空想科学的な取っ掛かりから、世にも恐ろしい事が起きる
僕はこういうお話が大好きです
この映画を観たのは大学生の頃
当事、付き合っていた彼女と観にいった
その女(ひと)と映画を観たのは、この一本きりだった
僕には強烈な思い出になった
映画の内容は、その時代に見た中でも、最高といえるほどのクオリティだったし、映画の素晴らしさを共有できる人と一緒に観ることができたのは、もしかしたら、これが最初で最後だったかもしれない
少し、大袈裟だけど、だから、きっと、僕は、それ以降、あまり人と映画を見に行こうとは思わなかったのかもしれない
友達以上恋人未満
そんな関係の人と見た映画は『スタンド・バイ・ミー』だったり『七人のおたく』だったり『ときめきに死す』だったりして、どれも女性と見るには ??? な感じだった
その後、恋愛に発展することもなく、その後語られることもなく・・・
しかし、やはり『ザ・フライ』だけは いろんな意味で 特別な映画だ
僕は、主人公と女性記者が恋仲になって行く過程がどうにも理解できなかったけど、彼女は「女の一目ぼれってあんなものよ。彼女の演技は素晴らしかったわ」といい、僕を困らせた。
この歳になって、それは「なるほど そういうことか」と思えるようになったけど、僕にはまるで解けない難問を「ほら、こうやってやれば簡単に答えを導き出せるのよ」と見たこともない方程式でいとも簡単に証明されたような気分だった。
今見てしまうと 特撮とかはCGのそれては比較にならないくらいしょぼく見えるかもしれないけど、ストーリーの根幹にあるもの、人の心理の描写などは なかなかに素晴らしいものがあります
是非見て欲しい作品です