睡眠こそ、仕事と勉強の効率をアップさせる脳を育てる⇒茂木健一郎
睡眠こそ、仕事と勉強の効率をアップさせる脳を育てる⇒茂木健一郎
『読書を通じて、自分ではない人生を体験したい。自分の生きている世界から距離を置いて、自分自身からすら距離を置いて、
純粋に他人の思考をたどることが出来るのは、読書経験をおいてほかにありません。』
『人間性を育てるために読書ほど有用なものはないと思います。
挫折を乗り越えるになぜ読書が有意義なのでしょうか。読書をしていた人は、こういう挫折を既に
本の中の世界で経験済みだからです。』
『自分とは境遇も考え方も違う人間が全く違う判断を下して、全く違う人生を歩んでいく他人になりきって、
その思考をたどる。何度もそれを経験することで他人が自分とは全く異なる意見を持つことが極めて
自然であると身に染みてわかります。』
僕が今まで読んできた本の中で、
「何のために読書するのか」、
「読書して何が得られるのか」
「子どもに読書させたければ何をすべきか」
について、この著者が示してくれている答えが、一番納得できました。
また、テレビや新聞メディアの報道で、
よく事件の犯人が過去優等生だった、真面目な人物だったなどと報じられていますが、
ではなぜ同じ優等生なのに、出世する者と犯罪する者と、全く異なる人生を歩んだのか、、、
このように、著者は実例を挙げて、読書が人生を左右するほど重要だと説いているところも非常に分かりやすかったです。
!!細切れ時間があったら、迷わず読書する!!
今日、稲村徹也の『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか』を読みました。
お金を稼ぐ人は、学校の勉強とは異なる生きた勉強と実社会で役立つ勉強をしています。
学びは、お金を手にするための最短距離ですが、学んだ人が確かに必ず全員成功すると限りません。しかし、現在成功している人は皆、例外なく「学び」に対して貪欲です。
時間があったら、迷わず読書にあてよう。ただ、重要なのは、読書の量ではなく、読書と体験のバランスです。
内容を自分に置き換えるなどして、自分自身で試してみる必要があります。見識を行動に変えるスピードが優れています。
この本を読んで、改めて生きた勉強、実社会で役立つ勉強と読書後の実体験の重要性を痛感しました。
今後読書で得た知識を一つ一つの体験と結び付けて、生きた勉強を一人ひとりの人脈と結び付けて、見識を行動に、読書を体験に変えられるように努力します。
また学んだ人が確かに全員成功するとは限りません。しかし、お金を稼ぎたい人は、そこに注目しません。そこに注目する人は、
現状の自分に対して自己満足を求めています。それならお金を稼ぐことが出来ません。
本当にお金を稼ぎたい人は、成功している人がみんな、例外なく学んでいることを注目しています。さらに、成功している人が何を勉強しているのか、どのように勉強しているのか、及びどれだけ勉強しているのかを注目しています。
ぜひお勧めしたい一冊です。