法然と親鸞 ゆかりの名宝展 | シャルム 公式ブログ

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昨日の夕方、やぼ用で上野駅に行く用事があったので、

ふと、東京国立博物館で今開催中の

「法然と親鸞 ゆかりの名宝展」”を思い出し、ちょっと

行ってきました。 



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平日のもう夕方だというのに、凄い人の来場数。

ちなみに入場料¥1、500-。
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前評判の良かったものだけに、見ごたえもバッチリ。

展示数もかなりのもので、じっくり全部見ようものなら

1時間以上は軽くかかります。

入り口で¥500-払って”音声ガイド”を借受け。

これがないと私の場合、なにがなんだか意味が解らない

ので、こういう展示会では”重要アイテム”なのであります。


国宝、重文の絵巻や書物類、たしかに歴史がありそうで

貴重なのは解るのですが、今回のような展示数ですと、

後半は正直”飽きて”きてしまいます。


そんな後半にやっと私が一番見たかった”仏像”達の展示

いいタイミングでありました。


中でも一番印象に残った素晴らしい仏像2体。


「阿弥陀如来立像」 鎌倉時代・建暦2年(1212) 浄土宗蔵

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1974年に滋賀県の玉桂寺で発見されたお像で、法然の一周忌に高弟の源智の
発願で造られたことが分かっています。
胎内には結縁を求めた約4万6千人もの名が書かれた文書が納められています。
遠くはエソ(蝦夷:北海道)の370人というのもあります。
高さは約1m、快慶に近い作風の仏師の作とのことです。

「聖徳太子立像」 鎌倉時代・14世紀 茨城・善重寺 重要文化財
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親鸞は聖徳太子信仰を持っていたとされ、聖徳太子像を祀る寺院もあります。
この善明を開基とする常陸の粟門徒の拠点だった慈願寺に伝来した像との

ことで、慈願寺の廃絶後は善重寺に移されています。
みずらを結い、袈裟を着け、香炉と笏を持った姿です。


この聖徳太子像、写真ではあまり伝わりませんが、実物は

他の像に比べ、圧倒的なオーラがありました。

数分、ずっと見入ってしまった程であります。


今後も暇を見つけては出かけて行きたいと思っています。