《たぬたぬ》の日記 ~ またしても ~脱走 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

《たぬたぬ》

 

 

 

 

またしても脱走です

ほんとうは《ちゃちゃ丸》が日記を言いたい、と言ってるんだけど

今日は僕が言いたい

 

なんでかっていったら、昨日僕は日記を言いたくなかったのに《ビキニ》が

「言いなよ、《たぬたぬ》の外でのこと、すっごく面白かったから言った方がいいよ!」 

ってからかう感じで強く勧められて

そしたら僕は自分が大泣きしたことも全部正直に言わなきゃいけないし

だから気が進まなかったのに

 

そしたら読者さんたちが 「面白かったよ」 って言ってくれたから僕

心がやわらかくなったんだけどね

 

 

で、《ビキニ》のことさ

昨夜、魔女はリビングで疲れたみたいで寝ちゃってて

悪い夢見たかなんか知らないけど、いきなり跳び起きたの

 

ちょうどその時、脱走した僕は部屋に戻ったところで

 

魔女 「あれ、《たぬたぬ》、今どこから走って来た?」

 

僕 「そっち」

 

魔女 「ふ~ん」

 

 

この時、僕は怪しまれたかと思ってドキドキしました

 

実はさっきまで脱走してたんだ

《スーリヤ》以外全員で

だって洗面所のドアが開いてたんだもん

パッカーーーンって

 

あ、僕はやってないよ

気づいたら開いてたの

 

それで猫用出入口から外に出たんだけど

僕、なんか心配になっちゃったんだ

 

昨日みたいな思いはもうしたくない、って

魔女が寝てるうちに部屋に戻ろうって思ってそうしたの

魔女が起きても、僕はずっとここにいたよ、って感じにしてさ

 

で、起きた魔女が洗面所のドアが開いてることに気づき

それで早速まじょねこ軍団がいないことに気づいた

 

 

誰がこのドアを開けたーーー!!

 

 

家の中で魔女が騒いでいる時

外ではおかしな鳴き声が聞こえてた

 

僕は外の様子を隣の部屋の窓からから見てみた

そしたら目の前の駐車場に《じゃじゃ丸》が夜の風に吹かれてて

その目の前にはうにゃうにゃと横たわった《ヤンキー》がいて

《じゃじゃ丸》に向かってけんめいにこびってた

 

甲高い声を出して、お腹上に向けて甘えるように体ぐにゃぐにゃしてさ

なんだよ、あいつ、夕べの僕に対する態度とぜんぜん違うじゃん!

相手によって態度を変えるのって最悪! って魔女が言ってたぞ

 

その甲高い声が怖かったみたいで、車の下で歩く人見学をしていた《にゃっぱ》が家に飛び込んだ

それから魔女が出て行って、めっちゃ重たい《じゃじゃ丸》を覚悟した (確保ね)

 

だけど、《ビキニ》と《ちゃちゃ丸》の姿はどこにも見えなくて

魔女は夜の のらんさんご飯に行ってしまった

 

その間に《ビキニ》が帰ってきたけど、リビングのドアを開ける人間がいないからうろうろしてまた外に出て行っちゃった

 

のらさんご飯から帰ってきた魔女は、ブツクサいいながらお風呂で髪を洗ってた

それはお風呂から出た時髪がビチャビチャだったからわかりました

それで僕は聞きました

 

僕 「お出かけするの?」

 

魔女 「1回寝たらね」

 

ほらね 

魔女はそういう時しか真美を洗わないんだ (うっさいな!)

そして魔女は眠るために自分の部屋に行こうとしました

 

 

僕 「ちょっと待って! あのふたりが帰ってきたらどうするのさ」

 

魔女 「知らない」

 

僕 「ええーー!」

 

 

知らないってさ

つまりさ、あのふたりは帰って来ても部屋の入れないってことだよね

 

そして魔女は《もりだくさん》と一緒に寝るために自分のお部屋に行ってしまいました

《ビキニ》と《ちゃちゃ丸》は夜中に何回か帰ってきたけど、お部屋に入れないからまた出てった

 

 

 

朝になって

《ヤンキー》が ごはんごはん!! って騒いで

そのご飯を《ちゃちゃ丸》が奪ってるところを魔女に確保され

 

それから今日も音を出す人が来て音を出し

魔女は朝の のらさんご飯に行って

帰って来たら今不調の《もりだくさん》にご飯を食べさせ

ピャソコンでメール見て (今日の行き先が書かれたメールを確認してたの)

この前出し忘れたゴミを、重たいからってよちよちしながら出しに行き

この前の草刈りの時の草も捨てに行こうとしたら

音を出すお兄さんが屋根から降りてきてそれを次々運んでた

 

僕たちまじょねこはテリャスの手すりに乗っかって《ビキニ》探しをしてた

そしたら《ビキニ》が下の道から帰ってきた!

僕たちは びゃーびゃー言って《ビキニ》を呼んだ

ビキニは階段上がって庭の方に来ようとした

 

その時

魔女が庭に音を出す人を連れて来て、「この木、切って」 って言い出して

驚いた《ビキニ》はまた逃げ出してしまった

 

音を出す人が木を切り終わったら、魔女はしゃわして(シャワー)着替えてお日さまってっぺん前に出かけようとした

この着替えかたはすぐは帰って来ないな、って確信したから

 

 

僕 「《ビキニ》帰って来たらどうするの? 魔女いなかったらお部屋に入れないよ」

 

魔女 「仕方ないじゃん」

 

僕 「1回寝た前の夜からずっと帰ってないんだよ! どうすんのさ!!」

 

魔女 「魔女はね、《ビキニ》の意志を尊重してるの、わかった!」

 

・・って

言われたよ

 

都合よく言うよねー

 

夕方魔女は帰って来たけど

《ビキニ》はまだ帰ってきてません

 

 

僕が日記で言いたいのはね

チャイミャングが悪いのは運が悪いってことで

それは僕だけじゃなかった、ってことです

 

 

魔女が忙し過ぎてちゃんとお返事書けないから、って

今日はお手紙のところが(コメント)ないそうです

 

そのこと、僕はすごく残念です

なんでかっていうと、《ちゃちゃ丸》も僕も、お返事言いたいからです