《ちゃちゃ丸》
僕は日記の勉強のために《ジョン ブリャン》の昔の日記を魔女に読んでもらいました
それは最初の頃の日記で、《ジョン ブリャン》がいっしょけんめに日記を言っていて
だけどすごくじょうずに言えていて
その日記の中に 『しゅざい』 という言葉が何回も出て来たんです
『しゅざい』、っていうのはブロクを言うことのための話を見たり聞いたりすることだって
だから僕も 『しゅざい』 をすることにしました
今、魔女に教わったら、『取材』、っていう字だって
それで僕は何を取材しようかと思って、考えて
《もりだくさん》のことに決めました
取材を結構します！ （決行、ね）
まず、《もりだくさん》のお部屋に行ってみます
ドアはいつも開いてるから入れます
ドキドキします
僕 「おじゃまします」
もりだくさん 「だれ」
僕 「《ちゃちゃ丸》です」
もりだくさん 「なに！」
「なに！」 って言われた時すっごく怖かったけど
僕は取材を続ける決心をしてたから
《もりだくさん》の顔を見ないようにしてお部屋を探検しました
ここでわかったことは、《もりだくさん》は僕らより良いご飯を食べてる、ってことです
僕は気持ちの中で （いいな・・） って思いながら取材を続けました
僕 「このハウスは使ってないみたいだな・・」
それから壁沿いにぐるっと回って《もりだくさん》を観察します
僕 「・・」
もりだくさん 「でてけ！」
それでも僕はへこたれずに観察を続けます
もりだくさん 「ここは わたしの なわばりだからね！」
写真をとってた魔女が、写真があきたみたいでベッドに寝転びました
すると、すぐに《もりだくさん》がお腹に乗ります
僕 （甘えてる・・）
それで僕はその甘え写真をとるように魔女に頼みました
取材のためです
それは小さな声で言いました
僕 （いいな・・）
取材の結果
《もりだくさん》はものすごくあまったれだということがはんめー（判明）しました
もりだくさん 「また きたのか！」
これは寝起きの顔です
寝起きからすごい迫力です
時々は魔女と一緒にご飯も食べてます
※ 《もりだくさん》が食べているのはミャウミャウのパウチ
この夜はこれを２パウチと銀のスプーンの缶詰を食べました
魔女が食べているのはワイワイサディコ、という料理
ネパールのワイワイヌードル（チキンヌードルみたいの）にトマト、キウリ、玉ねぎのみじん切りを混ぜた物
ヌードルはスレス氏の土産
胡瓜はいただき物
トマトは家族①が買ったものを拝借
玉ねぎは弟が趣味の畑で作った物
というわけで０円ご飯
それに比べたら《もりちゃん》の１食分の高いこと・・
《もりだくさん》はここに来た時ぐちゃぐちゃでした
その上、ひどいげりをしてて、吐いてばっかだったらしいんだ
その頃魔女は《もりだくさん》につきっきりで
そのうち吐くのは止まったんだけど
げりがなかなか止まらないんだって、なやんでた
そんな昨日
魔女はいつも通り忙しくて
朝からのらさんご飯に行ったり、どっかに行ったり、またどっかに行ったりしてました
魔女が帰って来ると《もりだくさん》が部屋から出て来て
「まじょ みて」 「みて」 と言います
だけど魔女は 「あとでね」 と言ってまた出て行きます
《もりだくさん》は魔女が帰って来るたびに部屋から出て来て
「みて！」 「みて！」 と言います
何度もそう言って、魔女が 「あとでね」 って言って
《もりだくさん》はがっかりした感じで部屋にもどって行きました
僕は何を見て欲しいんだろう・・ って思ってて
夕方、魔女が帰ってきた時、もう《もりだくさん》は 「みて」 って言わなくて
魔女が《もりだくさん》の部屋に行って
「《もりちゃん》、ごめんね なにを みて ほしかったの？」 って聞きました
そしたら《もりだくさん》はベッドから飛び降りてトイレの方に行きました
その後、魔女が《もりだくさん》を抱き上げて
「えらかったねーー！」 「うれしいねーー！！」 って何度も言いました
魔女が《もりだくさん》をよしよししてる時、僕はそっと部屋に入っておトイレを見てみました
そしたらそこにはちゃんとした大きな長いうんちが どーーん！ ってしてあって
それはぜんぜんげりじゃなくて
魔女がすっごく喜んでた
魔女に抱きしめられた《もりだくさん》もすごくうれしそうでした
ぐちゃぐちゃだった《もりだくさん》はどんどん元気になってって
うんと長生きするみたいです