《スーリヤ》の日記 ~ ぼくのおかあさん ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

《ビキニ》がみんなを説得しています

 

ビキニ 「みんなも日記を言おうよ」

 

ちゃちゃ丸 「日記を言うとほめられるよ」

 

じゃじゃ丸 「誰に?」

 

ビキニ 「読者さんだよ」

 

じゃじゃ丸 「言うだけでほめられるの?」

 

ちゃちゃ丸 「頑張ってじょうずに言えたらね」

 

じゃじゃ丸 「頑張らないといけないのかぁ  じゃぁ、僕はムリかも」

 

ビキニ 「無理に頑張らなくたって自分が見たことや面白かったことを言えばいいんだよ」

 

たぬたぬ 「難しく考えなくてもいいと思うよ」

 

ビキニ 「《にゃっぱたん》も言おうよ」

 

78 「みんなの悪口になるけどいい?」

 

ビキニ 「・・」

 

ちゃちゃ丸 「《スーリヤ》も言ってみたら?  もう赤ちゃんじゃないし言えるでしょ」

 

スーリヤ 「なにを?」

 

ちゃちゃ丸 「なんでもいいんだよ、自分が見たことや へえ~!って思ったこととかさ」

 

スーリヤ 「・・」

 

ビキニ 「自分のことでもいいんだよ」

 

スーリヤ 「・・」

 

ビキニ 「だれのことでもいいけどさ」

 

スーリヤ 「・・」

 

ちゃちゃ丸 「むつかしいかな・・」

 

スーリヤ 「だでの ことでも いいの?」

 

ビキニ 「そうよ! 言える?」

 

 

スーリヤ 「おかしゃんの こと・・」

 

たぬたぬ 「おまえ、お母さん覚えてんだ!」

 

ビキニ 「すごいじゃない!」

 

たぬたぬ 「僕なんて母ちゃんのことなんてなんも思い出せないぞ」

 

ちゃちゃ丸 「僕だって何も覚えてないよ」

 

魔女 (当然だ・・ 生後三日で置き忘れられたんだから)

 

ちゃちゃ丸 「よし! 今日は《スーリヤ》の日記だね!」

 

 

 

 

《スーリヤ》

 

 

 

 

《しゅりや》、おかしゃんのこと いいましゅ

 

おかしゃんは ふわ~ふわ~です

おかしゃんと いると あんしんしましゅ

 

《しゅりや》は さみちくなると おかしゃんとこ いきましゅ

 

 

 

《しゅりや》の おかしゃんです

 

 

 

・・・・・

 

 

ビキニ 「・・」

 

ちゃちゃ丸 「・・」

 

たぬたぬ 「・・あいつ 大丈夫か?」

 

ビキニ 「どうも途中から言ってることがおかしいと思ったんだけど まさか・・」

 

ちゃちゃ丸 「だけど、それはおかあちゃんじゃないとは 言えないよね」

 

 

じゃじゃ丸 「ちょっと待って! お母ちゃんは僕だったんじゃないのか!!」

 

 

たぬたぬ 「おまえもおかしい・・」