《ちゃちゃ丸》の日記 ~ 嬉しい気持ちを伝えたい ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

あんずママさんが庭のユリの花をたくさん下さいました

《つんでれくん》の仏壇に飾りました

 

 

 

《ちゃちゃ丸》

 

 

あの・・ 

僕、びっくりしてから

すごく嬉しくて

 

どのくらい嬉しいかって言うと胸の中に何かがいて僕をくしゅぐってる感じだった

 

 

最初に魔女が言ったんだけど

たくさんの人が《ちゃちゃ丸》の日記を読んでくれるんだよ、って

 

読む、っていうのは 僕が言ったのを聞くことと同じなんだって

それで僕は最初きんちょーしました

 

それでもいっしょけんめに見たことや思ったことを言いました

そしてそれのことを魔女は写真でとりました

 

 

僕はうんと心配しました

僕の日記がちっともおもしろくなかったら・・ って思ったから

だっておもしろいかどうか、僕にはわかんないんだもん

 

そしたら昨日、お仕事のお休み時間に

魔女が僕を呼んでみなしゃまからのお手紙を読みました

 

 

じょうずに言えたって!

 

おもしろかったよ、って!

 

楽しかったって!

 

わかりやすかったって!

 

また日記を言ってね、って

 

楽しみしてる、って!!

 

 

僕、すぐに お返事言う! って言ったけど

魔女は仕事で忙しくて僕のお返事の時間がありませんでした

 

だけど、遅くなってもお返事できるって

僕、お返事言うから 待っててね!

 

 

僕は

《たぬたぬ》みたいに力が強くなくて

《ビキニ》みたいにお利口で今日じゃなくて (今日じゃなく・・ たぶん『器用』)

《78ちゃん》みたいに命強くなくて (生命力があるっていいたいのよね)

《じゃじゃ丸》みたいに、ドアの音みたいな声で歌うこともできません

《スーリヤ》はちっちゃいだけで可愛い、って言われるし

 

僕はなんも 特注なくて ← とくちょう 『特徴』ね

 

僕は魔女家では一番とくちょうがなくて目立たない猫です

 

そのことを魔女に言ったことがありました

そうしたら魔女は僕の頭をなでながら言いました

 

「そんなことないわよ、《ちゃちゃ丸》はみんなと違っていつもまぶし顔してるじゃない」

 

このなぐさめ方は

僕の心にまったくひびいらなかった (響かなかった・・)

 

 

 

僕、思い切って日記を言ってよかった!

僕、日記を頑張る猫になりたい!

 

じょうずに言えたって!

おもしろかった、って!

僕の日記を楽しみにしてる、って!

 

嬉しくて

嬉しくて

僕、ほんとうに嬉しくて

 

 

だからね

それからずっと魔女にくっついてます

 

魔女の言ってること

話してること

いっしょけんめに聞くの

 

たくさん質問もするよ

 

 

まじょ、お話しして!

 

 

それって、何のこと?

 

 

それ、どういう意味?

 

 

ああ、そっかー!

 

 

 

たくさん言葉を覚えて日記を言いたい

だから《じょん ぶりゃん》の日記も聞きたいんだ

魔女が忙しくない時、読んで、ってたのみました

 

そういうのを『参考にする』、っていうんだって

《ビキニ》が教えてくれたよ

 

 

 

あ、2回寝た前(土曜日)に《たぬたぬ》が脱走したことなんだけど

夕方(17時くらい)にだっそーして、帰ってきたのが夜中(23時くらい)でした

 

外に《たぬたぬ》がいるせいで、《たぬきさん》と《あらい》と《はくびさん》が来れなくて

《たぬたぬ》が帰って来てから魔女がご飯を出したら

みんないっせいにやって来てけんかになりました

 

《あらい》が《たぬきのお子さま》のご飯をぼうりょくでうばいました

それで《たぬきのお子さま》は怖くて泣いてしまいました

 

それで魔女は僕に 《あらい》だけは呼び捨てでいいからね!! と命令しました

 

 

《たぬたぬ》がだっそーして夜まで帰って来なかったのは魔女が怒っているのをわかってるからです

だけど限界きておろおろしながら帰って来ました

それはおしっこの限界です

 

 

《たぬたぬ》は魔女に思いっきりお尻をぶたれました

そのことで《たぬたぬ》の心はおかしくなりました

 

テリャスに逃げて、そこの隅っこでオーオー泣きました

すごく大きな声で泣いてました

魔女が電気を消して自分のお部屋に行くまでずっと泣いてました

 

魔女がいなくなったら、暗い部屋に戻って来て、いやってほどおしっこをしてた

 

朝起きたら魔女は怒ってなくて

《たぬたぬ》はいつもの猫になってました

 

 

 

たぬたぬ 「なに? おまえ僕のこと言ってんの?」

 

 

たぬたぬ 「余計なこと言うな!!」

 

 

 

・・・・・

 

 

 

みなさまから温かいコメントをいただき

それを《ちゃちゃ丸》に知らせたくて、昨日の昼休みスマホでコメントを読んで聞かせました

 

《ちゃちゃ丸》はそれはそれは嬉しくて

たった1日ですっかり猫が変わりました

 

これには家族①も驚き 

「《ちゃちゃ丸》、突然どうしたの?!」 と聞いてくるくらい

 

 

《ちゃちゃ丸》は自分のことをみんなと違って 『何の取り柄のない猫』 だと思っていたようです

それがみなさまに褒められたことにより、自分にもやれることが出来た!としてとても嬉しかったのです

 

以来魔女の傍から離れず、懸命に言葉を聞き、覚えようとしています

キッチン、テラス、果てはトイレにまでついて来て 「何か話して!」 と要求します

 

今の《ちゃちゃ丸》は昨日までの《ちゃちゃ丸》とはまったく違う猫になりました

これは一重にみなさまが掛けてくださったお言葉のおかげ

 

《ちゃちゃ丸》と共に心より感謝いたします