《ビキニ》の日記 ~ 集団脱走 ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

《ビキニ》から抗議がありました

 

私はいっしょけんめに言葉の勉強も字の形も覚えているのに、日記を言わせてもらってない!

 

色々あって、確かに魔女ばかりが書いてますね

ごめんなさい

 

 

今日も魔女は忙しくて

午前中にのらさんご飯と自分の病院を終わらせなければならなくて

のらさんご飯が不規則になってしまいました

何故なら11時病院予約

しかし《ぐれこ》が公園にご飯を貰いに来るのが10時半

 

先ず早めの朝にけもの道に行って

一旦家に帰り、9時半に公園からそのまま病院に向かうため、車で公園へ

先ずは公園組、次に10時半にやって来る《ぐれこ》にご飯を食べさせてから車をぶっ飛ばして病院へ

・・の段取りでありましたが

予想に反して《ぐれこ》、10時に現れる

メッチャ助かったけれど・・

みんなの面倒を見ていたら結局時間ギリギリになってしまい、焦りました

 

あまりにめまぐるしい朝でありましたので

私、病院の支払いの時、家に財布を忘れていて青ざめることに

 

 

 

 

《ビキニ》

 

魔女がドタバタと出て行った後・・

洗面所のドアが開いてて、ついでに窓も開いてました

 

それに気づいたのは《じゃじゃ丸》です

なんでかっていうと、洗面所近くの廊下の猫用食品棚の上でご飯に囲まれて寝てたからです

 

たんっ!! って誰かが飛び降りる音がして

それからせんたっきが 「ぴー!」 って言ったので (窓が高いので一旦洗濯機に乗ってから出る)

リャビングにいた私たちは 「なに?」 「なに?」 って感じで廊下に出ました

 

 

たぬたぬ 「・・マジか」

 

ちゃちゃ丸 「マジだよ」

 

私 「ど~んと開いてるね」

 

たぬたぬ 「ご自由に外へ、ってこと?」

 

私 「んなわけないじゃん・・」

 

 

ちゃちゃ丸  「お先ーー!!」

 

たぬたぬ 「僕も~!」

 

私 「私だって!」

 

 

私が外に出る時、《ちゃちゃ丸》が踏んで明るくつけたせんたっきのボタンを消しました

これはたまたまです

 

 

私たちが駐車場で深刻休してたら ← 深呼吸・・ だよね

《にゃっぱちゃん》も出て来ました

 

そして駐車場に車がないので焦りました

なんでかっていうと、《にゃっぱちゃん》は車の下にいないと落ち着かない猫なんです

つまり、《にゃっぱちゃん》はやどかりみたいな猫で、車がヤドです

私はヤドカリのことをアニャマル プラニャットで見たから詳しいんです

 

 

少ししたら、最初に出た《じゃじゃ丸》が特別な鳴き方で鳴き始めました

 

 

私 「《じゃじゃ丸》、どうしたの?」

 

じゃじゃ丸 「魔女がいないあせる

 

たぬたぬ 「おまえ何ってんだよ、魔女がいないから僕らは脱走してるんだろうがよ」

 

 

78 「私、帰る!」

 

私 「え! せっかく脱走したのに?!」

 

78 「《スーリヤ》が心配だもん」

 

ちゃちゃ丸 「・・もしか《スーリヤ》が外に出てしまったら」

 

私 「迷子になるよね」

 

ちゃちゃ丸 「そうなると・・ 魔女が本気でおかしくなっちゃう!!」

 

たぬたぬ 「《にゃっぱ》! 家に戻んな!!」

 

78 「あんた、自分は外にいて、私に《スーリヤ》を見張らせるつもりなんでしょう」

 

たぬたぬ 「・・」

 

 

ヤドがなかったヤドカリ《にゃっぱちゃん》は《スーリヤ》を見張るために家に戻りました

 

 

それから私たちは自由行動になりました

《ちゃちゃ丸》は庭で草を思いっきり食べて吐いてました

 

《じゃじゃ丸》は水の中に入ってました (多分雨水構だと思われるが、バカじゃないの?!)

 

《たぬたぬ》にかくれんぼしよう、と誘われたけど私は断りました

なんでかっていうと、そんなの子どもっぽいからです

 

 

いっぱい探検して、家に帰ったら私が最後で

魔女が部屋に入れました

 

今日はとっても、とっても、とお~っても、楽しかったですルンルン

 

 

 

・・・・・

 

 

12時半に魔女が家に戻り、集団脱走が発覚

 

部屋にいたのは籠ベッドで熟睡する《スーリヤ》と

その近くにいた《78》だけ

 

 

 

 

 

 

 

 

脱走してから既に3時間が経っています

 

外に出てみんなの名を呼ぶと、《たぬたぬ》が駆けて来て思いっきり魔女に抱かさります

《たぬたぬ》は重度の魔女コンなのでね・・

 

そして1時半に《じゃじゃ丸》が

次いで2時半に《ちゃちゃ丸》が戻り

《ビキニ》が戻ったのは3時過ぎておりました 

 

《じゃじゃ丸》のお腹には乾いた泥が

《ちゃちゃ丸》は引っ付き虫だらけで

《ビキニ》からは変な匂いがしていました

 

《78》は魔女にたくさん褒められました

 

目を覚ました《スーリヤ》はみんなの体の臭いを嗅ぎまくり

「なんだ これ~」 って言っていました

 

 

 

ちゃちゃ丸 「魔女・・ 脱走してごめんなさい」

 

 

 

じゃじゃ丸 「魔女、 こで おみやげ」

 

魔女 「なに咥えて来たの・・」

 

じゃじゃ丸 「おみやげ」

 

魔女 「ありがとう・・」

 

 

 

日記を言った後、疲れ果てて爆睡する《ビキニ》

 

 

 

たぬたぬ 「僕はもう、ぐったり~」

 

 

 

 

それにしてもかなりふざけた性格の《じゃじゃ丸》がちゃんと帰って来たことに

魔女、感動