のらねこ日記 ~ 《こいも》のことと、《つんでれ》 ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

金曜に《こいも》は手術をし

その夜エナジーちゅ~るをいっぱいを食べさせ様子を見てパウチも与え

深夜にはいつもの シャー!! フー! 女に戻っておりました

一晩魔女家で様子を見て、大丈夫そうだったので土曜の朝、いつもの場所に帰しました

 

キャリーから飛び出した《こいも》は3メートルくらい走ってから立ち止まり、振り返って暫く私を見詰めておりました

あの時の顔、目は何を思っていたのだろうと・・

 

 

その日の夕方、アトリエを終えたようこさんが公園に行くというので、ついでに《こいも》のところに寄って欲しいと頼み、行ってもらいました

 

名前を呼ぶと《こいも》は竹藪の奥から出て来てくれたと言うので、魔女は一安心致しました

 

 

閉じ込められる前の《こいも》   

このお腹だったから魔女は産み月か、産んだばかりかと・・

ただ太っていただけなのですね

 

 

それが飲まず食わずの1週間ですっかり瘦せこけてしまって

救出翌日、手術後の《こいも》です

 

 

 

 

夜にはゆみこさんも《こいも》のところへ行ってくれたけど、いなかったとの事

捕獲したり病院に連れて行ったりしたことで嫌われたのかも知れない・・ と悲しむゆみこさん

それなら魔女も同じ

大丈夫、ゆみこさんにはあれだけお世話してきたのだから

 

昨深夜ののらさんご飯は、猫に仕事に疲れ果てた私に代わってボラさんが行ってくれ

《こいも》や、一緒にいた冷たい母親の《かーら》、そして《しろ》にもご飯をあげてくれたとの事

さらに安心しました

 

 

・・・・・・

 

 

 

今朝、早い時間に住宅街を歩く《つんでれ》をあんずママの旦那様が発見

あんずママが外に出た時は既に姿はなく、公園に帰ったかと捜しに行ったがいなかったとの連絡

 

実はあの病み女が夕方を警戒したのか、今度は朝に公園に現れるようになったとのことで

これまで現れていた夕方を怖がって公園を出て住宅街を彷徨うようになった《つんでれ》が

昨日女が朝も現れたことで早朝からも住宅街をうろつくようになったと考えられる

 

 

今日は日曜なので公園は手伝いさんが行ってくれるのだけど

私はそんな《つんでれ》が心配で早めに家を出てけもの道ご飯の前に公園に行ってみた

 

何時もの場所ではなく、公園奥に《つんでれ》の姿が見えたので呼んでみると一生懸命に速足(気持ちだけは)でこちらに向かって来た

 

朝早かったので手伝いさんはまだいらしてなくて

私は持って行った生のささみを薄く裂いて《つんでれ》に食べさせたが

先週の3分の1ほどしか食べられなかった

 

その後、《もりだくさん》にもささみをあげようと公園中央のいつもの場所に向かう

一緒に行こう、と《つんでれ》に声を掛けるも・・ 《つんでれ》はついて来ようとはせず、ただ目で私を追うばかり

私について来ないなんて初めてのことだ

10年以上過ごしてきたあの場所は、今や《つんでれ》にとって安心の場所ではなく、忌まわしいばかりの場所になってしまったのか・・

 

《もりだくさん》は頑張って生ささみを3本食べてくれた

 

そうこうしているうちに手伝いさん親子がいらしてくれ

私はその方たちに後を頼んでけもの道軍団のご飯に向かった

 

けもの道軍団の食事を終わらせ

車に積んできた捕獲機をしげみママに返したが

どうも気になって仕方がないので再度公園に向かう

 

そこには《じおん》と《あざみ》しかおらず、《つんでれ》の姿はなかった

どんなに呼んでも捜しても姿を現わさない

《つんでれ》は私が呼んで姿を見せないことなどこれまでに一度たりともなく

寧ろ先に足音を聞きつけて迎えにくる子なのだ

 

《じおん》に《つんでれ》の所在を尋ねると、

「あっち(お墓の方)に いった」 という

 

やはりここにはいないようだ

いったいどこに行ってしまったのか・・

 

 

公園からの帰り道にしげみママのお宅のところを通り、庭仕事をしていらしたしげみママに

《つんでれ》を見掛けたらすぐに連絡をください、と頼み

事情をご存知のしげみママも 「勿論です!」 と仰ってくれ

 

そうして魔女は車に戻り帰宅しようと車を走らせていたら

正面から、こちらに向かってよたとたと歩いて来る痩せ細った猫は・・ 《つんでれ》

 

どうしてこんなところにいるの!?

 

 

私は車を停め、《つんでれ》は車内の私の顔見詰めたまま車の近くまで来て道の傍に避けた

魔女は車から降りて《つんでれ》を抱き上げ

そこに来て下さった《しげみママ》にキャリーをお借りしたい、と告げた

しげみママは直ぐに家に戻ってキャリーを持って来てくださった

 

《つんでれ》をそこに入れる

 

 

《つんでれ》はもう限界だと

私は感じていて

 

周囲の方々にも

《つんでれ》を見掛けなくなったら魔女が引き取ったと思ってください、と言ってある

 

 

 

 

外に出たいと鳴くかと思ったが

 

 

予想に反して《つんでれ》は大人しく布団の上に寝そべり

 

 

うにゃにゃんまでしてくれ

 

 

抱かれると喉を鳴らし

 

 

顔も身体もおとなしく拭かせ

 

 

疲れていたのだろうね・・

 

安心したのか

 

 

魔女のお腹の上でぐっすりと眠ってしまった