のらねこ物語  ~ 公園編 ~ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

公園組、全員元気です

 

老猫たちも寒さに負けず頑張っています

 

 

魔女の姿を見て懸命に駆けて来る今年17歳になる《つんでれくん》

 

 

つんでれ 「まじょ~! まじょに はなしある」

 

魔女 「はい、なんでしょうか?」

 

 

つんでれ 「・・」

 

魔女 (何を言おうとしたか忘れたちゃったね・・)

 

 

今年の春で19歳になる・もりだくさん 「やだ、 《つんでれ》」ってば ボケたんじゃないの~!」

 

 

そんな《もりだくさん》はじったんばったんのし過ぎでいつもミノムシになるのです

 

 

ふぐり 「まじょ、みて!」

魔女 「《ふぐり》もミノムシになりたいの?」

 

 

こちら、《Iちゃん》はまるでタヌキのよう

 

 

《きらん》もご機嫌ですね ♪

 

 

公園奥からやって来る、たぶんけもの道から流れてきた《かーら》のこども

 

 

《むさし》のブーツをはいたような後ろ脚の模様がなかなかです

 

 

木の茂みの中で日向ぼっこをするのは《あざみ》

 

この日、いつものようにここで日向ぼっこをしていたら、公園に遊びに来た女の子に見つかってしまいました

 

 

女の子 「どうしてこの ねこは こんなところにいるの?」

 

魔女 「それはね、きらいな にんげんに みつけられたくないからよ」

 

女の子・・ 行ってしまわれました

 

 

人間の女の子に見つかって気を悪くした《あざみ》は茂みから出て来てしまいました

 

そして魔女が《かーくん》と《ともくん》(《かーくん》の友だちだから)にご飯をあげていたら・・

 

 

《あざみ》が横取りをしました

 

懸命に抗議をする《かーくん》たち

 

 

あざみ 「うっせえなぁ わかったよ!」

 

かーくん 「まったく けじめのない ねこだ」

 

ともくん 「そうだ、そうだ!!」

 

 

そんな《かーくん》、けもの道で下品なカラスに盗まれた猫の食器を見つけて公園まで返しに来てくれました

けもの道の向こうのマンションの屋上で見つけたんもだちって

友だち、っていいよね

 

 

そんなこんなだけど、公園には猫だけでない、いろんな生きものがいて

彼らは互いの領域を侵さず、 争いが起こらないように暮らします

ここではきちんと共存が出来ているんです

 

 

共存のできない人間

しっかり彼らを見習って下さい

 

 

 

懸命に生きた《ちょびちゃん》が命を落とした場所には

 

 

たまさんによって、あれからずっとお花が手向けられています

写真は《ちょびちゃん》が亡くなる前日に撮ったものだそうです

 

 

たまさんのご主人様は、ご自宅のところにこうしたものも掲げてくださいました

 

 

《ちょびちゃん》の無念を想うと今も涙が出ます

 

《ちょびちゃん》がそれは小さい頃からご飯をあげてくれていて

避妊手術もしてくださったあんずママさんは・・

悲しくてこの道が通れないって

 

 

私たち人間が気を付けてやらないと

人間との狭間で暮らす外の動物たちはたまったものじゃないのです