吐き続け、不調に陥ってからの《スーリヤ》は憔悴極まっておりました
痩せてしまったので骨が突き出ている・・
倒れ込むようにベッドに向かう《スーリヤ》
そうな状態の昨夕
《スーリヤ》が ごあん ためてみる と言った
そうして少しばかりを、それでも自力で食べた
その後、友人が病院のと同じちゅ~る探してくれたのが届き
すぐにそれを食べさせた
《スーリヤ》はその1本を数回に分けて完食した
一生懸命に、頑張って食べていた
深夜にまた食べさせた
《スーリヤ》はそれを同様に数回をかけて食べた
午前3時にも食べさせた
今度は2回で1本を食べた
ほんとうに、それは懸命だった
《スーリヤ》がこうして数回に分けて食べるのは、自身の身体の様子をみながらであり
仔猫ながらもそこのところの兼ね合いを承知しているのだ
少しでも食べものを口に入れる努力を頑張ろうとする《スーリヤ》に少し安堵したのか
魔女はそこで眠ってしまったようだ
どこかで・・
《スーリヤ》が鳴いている
それは小さな声だけど魔女の近くで鳴いている
起き上って声の方を見ると
そこにはこんなスーリヤがいた
大きなプラスティック袋に入り・・
遊びたいの?
《スーリヤ》の目に生気が伺えた
まだ油断はできないけれど、魔女はその目を見て嬉しかった
涙が出るほど嬉しかった
それから《スーリヤ》はまた数回をかけてちゅ~るを食べ
魔女はのらさんご飯に出た
家に戻ったらきっと
以前のように《スーリヤ》が駆け寄ってくれるかもしれない、と期待しながら
のらさんご飯を終わらせて帰って来て
リビングのドアを開けたら
《スーリヤ》以外のまじょねこが駆けて来たものの
《スーリヤ》の姿はなく・・
ふと窓辺を見たら
そこにはぐっすりと眠る痩せちゃった《スーリヤ》の姿があって
小さな《スーリヤ》
病気と闘って酷く疲れちゃったのね
お日さまを浴びて、たくさん眠るといいよ
目を覚ましたらお話ししましょうね
明日の《スーリヤ》は
きっと今日より元気になってる
みなさまのご心配と励ましを受けて
《スーリヤ》は以前のように蘇る気がします