《じゃじゃ丸》の所業と《あの子ちゃん》の言い分 | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

友人から高級なアイスクリームをいただきました

 

家族①がそれをご相伴に与かっている時に《じゃじゃ丸》が目を剝いて飛んで来て

 

 

じゃじゃ丸 「にゃに たべてる!」

 

家族① 「あいすくりーむ」

 

 

じゃじゃ丸 「すんげぇ いい においじゃん!」

 

家族① 「やめて」

 

 

じゃじゃ丸 「そで、ぼくが たべるかだ!」

 

家族① 「やだ!」

 

 

じゃじゃ丸 「いいかだ よこせよっ!!」

 

家族① 「痛い!」

 

 

じゃじゃ丸 「食わせろよ!」

 

家族① 「もうやめて!!」

 

 

魔女が時々まとめ買いで買うアイス(値上がりしたからもう買わない)を食べている時は見向きもしないくせに・・

 

じゃじゃ丸の食に関する執着はハンパなく

ドライは一切食べず、1日にウェットだけを500g食べます

すごくないですか

 

それでウェットの匂いにつられて《ビキニ》や《ちゃちゃ丸》が来ると

食器に顔を突っ込んだまま、《じゃじゃ丸》は彼らか近寄るのをお尻で阻止します

それはまるでカラスのやり草と同じ

 

《じゃじゃ丸》、昨日は深夜、魔女が寝てから

キッチンに置いておいた筍の煮物を食しやがりました

 

 

魔女の食費より《じゃじゃ丸》の食費の方が断然高額であります

体の大きさが違う分、納得できない

 

ちがう・・  

猫のご飯が人間のご食材より高いんだ

 

なんてこった!

 

 

・・・・・

 

 

一昨夜のこと

魔女がお風呂に入ろうとすると洗面所の窓のところで猫の鳴き声が致します

 

それは明らかに《あの子ちゃん》の声で・・

 

 

魔女 「《あの子ちゃん》・・ どうしたの?」

 

あの子ちゃん 「まじょに いいたいこと ある」

 

魔女 「なんですか?」

 

 

あの子ちゃん 「あたち・・」

 

魔女 「どうしたの?」

 

あの子ちゃん 「あたち もう げんかんとこで ごはん たべたくない・・」

 

魔女 「どうして?!」

 

 

あの子ちゃん 「だって まるいのとか まんまるとか、まんまるとか くるんだもん!」

 

魔女 「あー、《あらいさん》とか、《たぬさんきょうだい》ね」

 

あの子ちゃん 「だから おちついて ごはん たべられない」

 

魔女 「だけど、あのこたちより あなたのほうが つよいじゃない」

 

あの子ちゃん 「そうだよ、 だけど いっつも あのこたちに うしろから みられてる きがして やだなの」

 

魔女 「おちつかないのね」

 

あの子ちゃん 「それに わたし、またあとで たべるぶんを のこすんだ」

 

魔女 「とっておくは(派)なのね」

 

あの子ちゃん 「なに? その『は』、って」

 

魔女 「ごめん、なんでもない」

 

あの子ちゃん 「あとで もっかい たべに いくと ごはん なんも なくなってる」

 

魔女 「そっか・・」

 

あの子ちゃん 「かなしい」

 

魔女 「・・」

 

あの子ちゃん 「だからね、 これからは げんかんじゃなくて ここで ごはんたべさせて って おもって」

 

魔女 「ここで?」

 

あの子ちゃん 「そう、あのころみたく」

 

 

魔女 「ここでいい?」

 

あの子ちゃん 「うん!」

 

 

あのころみたく・・

 

この子、いったい何者なんだ