公園 de ランチ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

ツツジが満開の公園

 

 

お日さまは隠れてしまったけど

《きらん》も

 

 

《あざみ》もご機嫌でした

 

 

その後本格的に空模様が怪しくなり

 

そんな時、友人がお弁当やおやつやお茶やカフェラテまでも持って公園にやって参りました

 

その時、魔女は知り合いと立ち話をしていて

やって来た友人は高齢の《つんでれ》と《もりだくさん》に買って来たお刺身を食べさせてくれておりました

 

 

《つんでれ》、《もりだくさん》、今日はご馳走を食べたねぇ

 

 

先週のことですが

魔女が猫の糞の回収に公園を歩き回っていると、《もりだくさん》がついて来ました

それで途中で手を休め、《もりだくさん》を撫でながらお話を致しました

 

魔女 「《もりちゃん》、すごく つかれちゃたりしたら にんげんの おうちで くらすのはどう?」

 

もりだくさん 「おうち?」

 

近所の家を指さして・魔女 「ああいう なかで くらすの そうしたらね さむいことも あついことも ないし あめも かぜも こないのよ」

 

もりだくさん 「・・」  

 

魔女 (想像もつかないわよね・・)

 

もりだくさん 「・・」

 

魔女 「まじょも ああいう なかで くらしてるのよ  あんしんの ばしょなの」

 

もりだくさん 「まじょと いっしょに くらす?」

 

魔女 「それでも いいよ  もし 《もりちゃん》が ここに いるのが たいへん っておもったらね」

 

そう言って《もりだくさん》を撫でたら

《もりだくさん》はなんだかへそ天でご機嫌になり

じったんばったんを繰り返しながら自分の両手で魔女の手を引っ張って、軽く2,3回噛みました

 

もりだくさん 「ね、まじょ、わたし くちが あんまり いたくなくなったよ きょうは ごはん いっぱい たべたでしょ」

 

魔女 「うん いっぱいたべてくれた」

 

もりだくさん 「わたし まえよりつかれちゃったりすること おおいけど ここで なが~いあいだ くらしてきたから どこだって しってるし どしたらいいか しってるし」

 

魔女 「そうね つかれちゃっても ここが いちばん あんしんね」

 

もりだくさん 「うん」

 

魔女 「もしか すごく しんぱいのことがあったら そのときは まじょに いってね」

 

もりだくさん 「わかった」

 

 

本格的に雨が降ってきました

 

 

ふぐり 「あめ きた」  ダリ 「あめ きた」

 

 

《もりだくさん》や《つんでれ》、他の子たちも雨を避けてどこかに行ってしまいました

 

ベンチに残るのは《ぶす》だけ

 

 

刺身・・ 一点集中の《ぶす》 

 

 

年寄りのくせに食に関してはやたら元気な《ぶす》

 

 

私たちもお昼にします

 

 

ヒレカツとエビフライの差し入れ

《ぶす》が欲しがる、欲しがる

 

 

そんな《ぶす》は

 

煙草がよく似合うと思ったら

 

 

お花も似合うのね

 

 

 

話しは違うけど

この友人が先日単独で公園を訪れた時に出会ったという子

 

 

誰だかわかりますか

わかる人はごく少数ですね

 

この子は、読者様のマミーさんと、きんぎょさんが名付けてくれた《マミーエプロン》です

基本、暗くなる頃から夜にかけてしか現れなくなりました

 

悲しい思いをさせ

一時は憔悴が激しかったけれど

こんなにふっくらになっておりました

 

元気そうな姿、心から嬉しく思います

 

 

 

ご近所の奥様が《たんぽぽ》にお供えを、と

庭に咲くアイリスを持って来てくださいました

 

 

金の貝型の容器にはお骨の一部が入っています

 

《たんぽぽ》  これでまた魔女と一緒にいられるね