公園日記 ~ 公園甘えん坊軍団 ~ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

暖かくなり

春という良い季節になってきました

 

そこかしこで花を愛でながらいつもの道を通います

 

 

 

 

 

公園に着くと、遠くからも足音を感じたみんなが駆けてきて

 

魔女が公園入口組にご飯をあげ

彼らが食べ終わるまで側にいるので

公園中央組たちはこうして待ちます

 

 

人間の何十倍もの本能を備えた猫

《にぃ》のことがあった後

魔女の心を見透かすように

《つんでれ》が、何かあったのか、と訊ねます

 

魔女は 何もないよ、ちょっと疲れてるだけ

そう答えました

悲しいことを、私は彼らに伝えません

 

 

ふぐり 「まじょ、げんきないんじゃない?」

 

魔女 「ちょっと つかれてるだけだよ」

 

 

今日は食事が終わってもみんなは近くにいて

魔女に甘える子

遊びに誘う子

 

そんな中、《きらん》が言います

 

きらん 「まじょ いいたいことある」

 

魔女 「なんですか?」

 

 

きらん 「あにょね~」

 

魔女 「ぐにゃぐにゃしてないで はやく いいなさい」

 

 

きらん 「あたち、やだ のことある」

 

魔女 「なにが やなの?」

 

 

きらん 「こでが やだーー!」

 

魔女 (毛玉・・)

 

 

それで顎の下の毛玉を毟り取る

 

きらん 「やったーーー!! こでが じゃまだったんだー!」

 

毟り取った毛玉を両手に抱えて喜ぶ《きらん》

 

 

みんな(10名)で追い駆けごっこをし、疲れたのでひと休み

すると

 

あざみ 「まじょー、 ここに あのこ いるよ!」

 

 

ふぐり 「あのこが いるってよ」

 

じおん 「さいきん よく いるよね」

 

 

あのこです

 

 

満開の早咲きの桜

 

猫たちをぞろぞろと引きつれて花見をしてまわりました

 

 

そしていつもの場所に戻ると・・

 

魔女 「《ぶす》、どうしたの」

 

ぶす 「・・」

 

 

魔女 「どうしたの・・」

 

ぶす 「ほっといてくれ」

 

 

魔女 「どうしたのよ」

 

ぶす 「・・」

 

なにか思うことでもあったのか・・

 

ほんとうにどうした、《ぶす》?!