実は《じゃじゃ丸》はバカではないのかも知れない疑惑 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ミルクを持って部屋を覗くと

《ゆず》が 「ぴー! ぴー!」 鳴きながら私に向かって駆けて来ました

 

どうしたの?!  というと

 

タカタカと音を立ててある場所に走っていきます

そうしてこちらを向き直り、そこでまた 「ぴー! ぴー!」 と鳴くのです

 

見ると・・

 

 

《ゆず》の仲間のひとり、ゴジラさんが床に落ちてしまっていました

 

 

たぶん仲間と一緒に寝ている時、《ゆず》が伸びをしたか何かで押されて床に落ちてしまったのでしょう

 

 

《ゆず》にとっては大切な仲間

これは大変だと元の場所に戻してあげました

 

《ゆず》は直ぐに長椅子に飛び乗り

 

 

やっと安心したようです

 

 

 

さて、軍団と《ゆず》ですが

《ビキニ》、《たぬたぬ》、《ちゃちゃ丸》、《じゃじゃ丸》が《ゆず》のいる部屋に乱入してくるわけですが

 

みんな《ゆず》が小さすぎてどこにいるのかわからず

首を低くしたり延ばしたりしながら様子を伺います

 

けれど、《じゃじゃ丸》だけは《ゆず》がどこにいるかを即座に察知します

 

そのうち《ゆず》も動き出すので軍団も存在を確認するわけですが

 

無神経に近寄って《ゆず》を驚かしたり

《たぬたぬ》のように軽くだけど歓迎のボディブロウを与えてしまったりと

相手の気持ちも考えず興味本位で行動する猫が多い中

 

《じゃじゃ丸》だけは違いました

 

小さな仔猫を驚かさないよう距離を取り

安心させるようにひとりで無邪気に遊んで見せたり・・

 

元々邪気のない子だけれど

小さな《ゆず》に対して繊細に気を使っているのは明白で

 

 

ぶら下げておいたビヨンビヨンと動くおもちゃで遊び出し

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃじゃ丸 「こで、たのしいよ」

 

 

自分も遊びたくなっちゃった《ゆず》が近づいて来ると

 

 

この細い金属を、それまで遊んでいたように横に揺らすのではなく

《ゆず》の方に向かって押す、という動作をとり始めました

 

猫にとって横に動かすのは簡単だけど

押すとなるとちょっと大変です

 

それでも《じゃじゃ丸》は何度も《ゆず》の方におもちゃを押しやり

 

 

ついに《ゆず》も手が出ました

 

 

そうやって《ゆず》と遊んであげる《じゃじゃ丸》

 

《ゆず》が遊んでいる間は押しやるだけで自分はおもちゃで遊びません

《ゆず》だけを遊ばせるのです

 

 

 

今日も《じゃじゃ丸》は例のおもちゃで遊んでいて

《ゆず》は魔女にくっ付いてその様子を眺めていました

 

 

やっぱり遊びたくなっておもちゃに近寄る《ゆず》

 

そうすると《じゃじゃ丸》は遊びを止め

おもちゃを《ゆず》に譲ります

 

 

 

 

 

 

 

今日、家族①が《ゆず》と《じゃじゃ丸》と遊んでいて

部屋を出る時に《じゃじゃ丸》を出し忘れてしまいました

 

それからだいぶ経ってから魔女が部屋に入ると

どこからか小さな小さな鳴き声がします

 

だれ? ときょろきょろしていると

ベッドカバーをめくるようにして《じゃじゃ丸》がベッドの下から出て来ました

 

部屋にふたりきりにされて

《ゆず》が怖がらないように自分はベッドの下に潜り込んで身を隠していたのです

 

 

う~~~む

《じゃじゃ丸》・・ どうなんですかねぇ

 

《ゆず》といる限り繊細で優しく、大変知能が高いように見えるのですが

でも通常の生活を見ているとハチャメチャで、おバカとしか思えないんですよね

 

あ、でも外出先ではきちんと挨拶をしてみんなに誉められていましたよね

だけど、家ではやりたい放題で叱られてばかり

 

いやぁ・・ マジで

《じゃじゃ丸》の正体がわからない