昨日はみなさまにご心配いただきました大雪の予報
散々心配し、対策に頭を悩ませておりましたが
こちら、魔女地方は雪は殆ど降らず、いささかの雨で
夜に様子を見に行った時も公園組はぞろぞろと出て来ました
ただ、公園は寒い
北風が激しく、凍えるようでした
そして今朝ののらさんたちは元気ではありましたが
公園組にとっては祭日という受難日で
《きらん》たちが住まう奥の広場では少年サッカーチームがコーチたちの指導でボールを蹴っており
ベンチ近くは子供連れの親子がひっきりなしにやってくるので、臆病な子や人間嫌いの子たちは結局姿を見せず仕舞いでした
みなさまにお願いがあります
あれからずっと考えていること
おばあちゃんちが売られて、住処を失くす子たちのこと
４月から解体工事が始まり、みんなが好きだった庭の大きなイチョウの木も切られてしまいます
２歳以上の子たちは周辺を歩き回ったりしているのでまだ何とかなるかも知れませんが
まだ１歳になっていない《たろ》と《じろ》はこの庭しか知りません
魔女にくっ付いて《せてぃ》のいる空家まではついて来るのですが
所詮そこは《せてぃ親子》や《おひとりさま国・国王》の縄張り
魔女はこれまでいろいろなところで暮らしていた猫さんたちが、宅地造成や家の建て替えなどで住処を失くし、路頭に迷い、行方不明になってしまうのに心を痛めてきました
今ものらさんご飯の行き帰りには《しゃま》を捜す日々を送っています
けもの道から出て、初めて道路に遭遇し、車に跳ねられた子たちもたくさんいます
息子さんと一緒に引っ越すおばあちゃんに頼んでみたけど
猫は飼うのは無理なの・・ と言われてしまいました
私は《たろ》と《じろ》の里親さんを探そうと決めました
彼らは昨春に生まれました
もうひとりのきょうだい、《みらい》は知らない人が連れて行ったそうです
生後９ヵ月といったところでしょうか
去勢済です
私にものすごく懐いています
これほど懐くのなら、知らない人の家に行っても3日もすれば甘えん坊になると思います
《たろ》はとってもやんちゃ、
《じろ》は《たろ》よりちょっと大人しめ
ふたりとも性格がよく、ほんとうに可愛らしい子たちです
左《たろ》 右《じろ》
後ろの家の庭に住んでいますが
あと１ヵ月半でここは壊され、この子たちは路頭に迷います
いつもこうして一緒に遊んでいます
《たろ》はいたずらが大好き
魔女の膝は当たり前、背中にも肩にも飛び乗ります
私の手袋や髪の毛で遊び
こうしてお話をします
《じろ》はおとなしめでおっとりした子です
この子も撫でられるのが好きですし、膝にも乗ります
お母さんの《さき》
おかあさんまでとは言えません・・
できれば兄弟一緒に家族にしてくださる方らいらっしゃれば有難いです
初めて猫と生活される方はひとりより兄弟一緒の方がはるかに楽です
この子たちが住処を失うまで１ヵ月半しかありません
兄弟一緒が無理ならひとりずつでも仕方ありません
まだまだ世間知らずのこの兄弟を、どなたか家族にしていただけませんか
工事が始まればパニックで散り散りになり、どこかに行ってしまいます
これまでのんびりと生きてきた子がそうそう強かには生きていけません
その後どんな思いで生きていくか
そしてその末路がわかるから・・