猫的・良い保育園、悪い保育園 他1編 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

公園物語 ~ 猫的、良い保育園、悪い保育園 ~

 

 

これはあくまでも猫目線のお話

 

本日、まさに公園組にご飯を配ろうとした時

公園に向かう下の小道から賑やかな声が聞こえてきた

 

それはたくさんの子供たちの声で、次第に近づいて来る彼らの声がますます賑やかしくなる

 

声が聞こえ始めた時点で公園組は食事待ちのベンチの上や魔女の足元から一斉に小道が見渡せる柵のところまで走り、10数名がずらりと並んで声の方に目を向け、耳を傾ける

 

先頭を歩く年配の保育士さんの声が聞こえた

その時点で猫たちはぞろぞろとご飯場まで戻ってきて

何事もなかったように魔女が注ぎ分けた食事を食べ始める

 

先ほどの声は保育園児たちで、総勢50名ほどの子供たちが食事中の公園組の横を通り過ぎてゆく

彼らを引率する保育士さんたちが私に向かって挨拶をなさる

 

魔女は猫に給仕をしながら挨拶を返す

 

 

園児たちは直ぐ隣の広場で、先ずは保育士さんの注意を聞いてから遊び始めるのだが

 

年配の保育士さんの注意事項がね

ま、その日によって違ったりするんだけど

 

「今朝は滑り台の下、滑り降りたところね、そこが水溜りになっていますから滑り台は禁止です」

 

「ボールを人に当てたりしてはいけません」

 

そんなことを何点か注意した後に必ず

 

「よく聞いてください  猫を追い回してはいけません  これは大事なことですよ」

 

という事項が通達される

 

なので園児たちはこちらには決してやって来ず

猫たちは安心して食事ができるのだ

 

 

この公園にはいくつかの保育園、幼稚園の子供たちが保育士さんに連れられてやって来る

 

猫は利口だから、どの園が自分たちにとって良い園で、どの園が悪い園かを

それを引率の保育士さんの声で聴き分けて覚える

 

だから今回は保育士さんの声を聞いただけで良い保育園だと知るわけで

猫的に悪い保育園の保育士さんの声を聴いた日には食事前でもみなして姿を消す

 

 

このように50名もの園児がいても決して猫たちの邪魔をしない保育園もあれば

10名ほどでやって来ても奇声を発し、面白がって猫たちを追う掛けまわす保育園もある

その場合、注意をしない保育士さんの代わりを魔女が勝手にやるわけなんだけど・・

厳しいよ、魔女のは

 

 

帰り道も今日の保育士さんたちは私に挨拶をしてくださる

だから魔女も 「いつも猫たちにご配慮をいただき ありがとうございます」 と言う

 

園児たちは魔女にも公園組にも 「ばいばい」 「ばいばい」 と笑顔でもって小さな手を振り、二列縦隊帰って行く

 

良い保育士さんたちに育てられた子供たちはとっても可愛いわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は近所の家で子供が奇声を発し続けており、それが恐ろしくてご飯を食べに来られなかった《こだこん親子》

かなりお腹が減っていたようで、今日は昨日の分までお腹いっぱい食べました

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

『夢』

 

 

 

昨日の朝のことなんだけど

朝ののらさんご飯は家族①が行ってくれるというので

魔女は起床時間を1時間遅らせることが出来、まじょねこの世話を終わらせてから不調の《ビキニ》を病院に連れて行くことにした

 

しかし・・

毎朝ぴったり6時に魔女を起こす《たぬたぬ》がこの時も同様にした

 

寝ぼけた魔女は《たぬたぬ》の起床攻撃を無視して布団に潜った

それで《たぬたぬ》が魔女の上で騒いでいたからだか何だかわからないけど、とんでもない夢をみた

 

 

アトリエで生徒たちの声がして跳び起きる

寝坊した! と混乱する頭を抱え

 

フェイスシールドを片手に叫ぶ

 

魔女 「家族①ー! 魔女のボディーシールドがない!!  知らない?!」

 

家族① 「捨てた」

 

魔女 「なんだって?!」

 

家族① 「だってボロボロだったんだもん」

 

魔女 「ボディーシールドがなきゃ困るのよ!」

 

家族① 「どうして」

 

魔女 「だってあれがなきゃ服着なきゃなんないじゃんか!!」

 

 

わあわあと騒いでいる場面で、《たぬたぬ》に顔面を噛みつかれて目が覚めた

 

 

あぁ・・ 夢でよかったぁ

 

だけど・・

ちょ、ちょっと待って

どの世界で魔女は服を着ないでボディーシールドを身に着けてた・・?

 

それよかボディーシールドを付けたら服を着なくていい、って発想はどこから来た?!

 

その前に・・ ボディーシールドってなに?

 

 

後に冷静になって考えた結果

自分いわく、ボディーシールドとは

魔女の服を着るのさえ面倒くさい、というだらしない性格が創り上げた妄想の製品であり・・

 

マジでバカじゃん  私

 

 

 

色気も何もない話で申し訳ないので

魔女の顔に噛みついて起こしてくれた《たぬたぬ》画像でお許しを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遅くなりましたがこれまでの分のコメ返致しました

毎度遅れてしまい、ほんとうにすみません