困った仔猫と《サンチャイ》と咲耶ちゃん | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

勘違いが止まらない

 

 

ビキニのお兄ちゃん 「おかあちゃん・・」

 

 

ビキニのおにいちゃん 「おっぱ・・い」

 

ボンネット 「だから ないって!」

 

 

ビキニのおにいちゃん 「おっぱ ない・・って」

 

魔女 「毎日そう言ってるでしょう!」

 

 

忙しすぎてこの子と3番目の子の養子先を探す暇がない・・

 

 

 

 

《サンチャイ》

 

 

ガリガリ・・

 

液体ご飯だけをあげ続けるわけにはいかないと、Hill’s の a/d を食べさせることにしました

 

それを指先に着けて《サンチャイ》の顎をそっと引き、口を開けさせて頬の裏に張り付けます

食べるには何とか食べるのですが、その後元気がなくなりました

 

何らかの原因で口を開くのが辛かったのです

 

申し訳ないことをしてしまった・・

一晩そっとしておきました

 

それでも食べさせないと

 

それでa/dをクリティカルリキッドで溶いてなるべく柔らかくするために温め

それを少し大きめのシリンジに入れて少しずつ流し込むことにしました

 

途中で嫌がるので体を撫でてひとやすみ

その後は一口ずつゆっくりと流し込みます

全部食べたらたくさん褒め、その後時間を掛けて体を撫でてあげます

 

 

何とかもってほしい

その一心です

 

今日はまた動き始めました

前足を動かし、懸命に体を起こそうとしますが何度も倒れてしまいます

それでも数回の後には向きを変えることが出来るようになっています

 

がんばろうね《サンチャイ》

魔女もがんばるから

 

 

ゲージの中ではずっと魔女にくっ付いています

 

 

 

 

咲耶ちゃん

 

 

昨日は家族ちぃのお父さんの命日で

一家でお墓参りにやって来ました

 

 

咲耶は墓石の前で真言を唱えます

 

 

 

墓参りを終え、魔女家にやって来た咲耶は

まじょねこニャバーランド軍団にも掌を合わせてお経を唱えてくれました

 

 

 

 

 

最初に咲耶を歓迎してくれたのは《にぃ》でした

 

咲耶は大きな《にぃ》を気に入って何度も撫でていましたが・・

残念なことに写真がない

 

 

そうしてもうひとり、咲耶のお相手をしてくれたのは《ビキニ》

 

 

離乳食をもらう《ビキニ》

 

 

遊んでもらう《ビキニ》

 

 

抱っこしてもらった《ビキニ》

 

 

 

そんな咲耶は10月の終わりに4歳になりました

 

昨年の夏からお母さんが不調に陥り

検査の結果、難病だということがわかって

親子共にそれまでの生活が一変しました

 

3歳になったばかり、甘えたい盛りの咲耶はいっぱい我慢をしなければならなくなり

けれど、お母さんはそれよりさらに辛かったはずです

 

この一年、咲耶はほんとうに頑張りました

仏さまに掌を合わせ、母の回復を祈る日々

泣いてもまた笑顔を取り戻し

そうして思いやりのある子に育ちました

小さな体でよくおかあさんの手伝いをしています

 

 

4歳の誕生日プレゼントは自分でリクエストした包丁

お母さんの手助けをするためです

 

お母さんは素敵なエプロンもプレゼントしてくれました

 

そうして祝いのデコレーションを作って壁に貼り

この日は頑張って咲耶のためにたくさんのご馳走も作ってくれました

ふつうの人の何倍も大変な思いをして

 

 

 

 

 

 

魔女からのプレゼントのデジカメで菊の花を撮っておりますが・・

 

このプレゼント、お父さんとお母さんが用意したのと被ってしまった

誠に申し訳ないことをしました

 

 

 

昨日、咲耶が魔女に抱きついて言いました

 

「おかあさんの びょうきは なおらないんだって・・」

 

そんなことないよ

いつかきっと良いお薬が出来てお母さんが元気になるかも知れない

 

そう信じて暮らしましょうね、咲耶ちゃん