赤い首輪のおばあちゃん | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

先週土曜日

朝からの仕事を終えてぐったりとしていた浅い夜

 

仕事帰りの家族②から電話が掛かってきた

 

車の通行量が多い道路脇に佇んでいた猫を保護したのでゲージの用意をしておいて欲しい

 

 

ゲージ・・

 

《にぃ》を出すしかないじゃないか

 

ゲージから《にぃ》を出し

戸惑う彼に向かってこたつ蒲団をめくると、そそくさと中に入って行った

 

 

そうこうしているうちに家族②が猫を抱えて帰宅した

 

 

 

 

 

 

赤いリボンと小さな鈴のついた首輪をしている

 

 

 

この猫はガリガリに痩せており、立っているのもやっとの状態だ

 

取り敢えず水やトイレを置いたゲージに猫さんを入れ、ご飯を差し出すも、まったく食べない

弱りすぎているのだ

 

体重は2キロを切っている

 

 

 

 

 

 

 

 

帰宅途中の道で、家族②が道路脇に佇む猫を見つけた

車を路肩に止め、近づいて 「おいで」 と言ったら、こちらに向かってよろよろと歩き出したという

 

だが、途中で倒れてしまった

 

それで駆け寄って抱き上げ、連れて来たのだ

 

 

運悪く翌日の日曜は午前中やっているかかりつけの動物病院は先生が学会出席のため診察が出来ず

そして今日、月曜は休診日

 

他の病院に連れて行こうかと思ったが、近隣には良い動物病院がなく

この状態で血液検査なぞやられたらさらに状態が悪くなる、と踏んで、強制食餌で明日まで持たせることにした

 

この子は相当に歳を取っている雌猫さんで

不思議なことにベルベット生地で出来た首輪は大変綺麗で、毛からはほのかに良い香りがしていたが

耳は汚れ、四肢の爪は太く巻き込んで一部は肉球に刺さりこんでいた

 

力をこめなければ切れない太くなった爪を切る

肉球から引っ張り出して切らねばならない爪もある

 

年老いた猫さんの爪は、切るたびにばらばらと砕け散った

 

 

今日の月曜を待って

朝一で動物愛護センター、警察、発見現場周辺の動物病院などに

迷い猫の問い合わせがないかと確認の電話をするも、どこもそのような届出はないとのこと

 

届出がないってなんだよ

 

 

更に書きたいところだけど

先ほど家族②が仕事先周辺で車のキーを落としたと言ってきた

 

落としたキーはいまだに警察にも届いていないから

 

スペアキーを・・ 

 

 

西麻布の仕事先まで持って来てくれだとぉーー?!!

 

 

 

《にぃ》はゲージから出してあるわ

《ユリぼうず》はびーびー鳴いてるわ

弱った猫からは目が離せないわ

 

彼らのことは家族①に早く帰って来てもらうことで世話を頼んだから

私はこれから西麻布まで行って来ますわ

 

ばかやろーめが

 

疲れ果てる・・