負の連鎖 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

《すがりつきにぃ》の退院時に先生から言われた言葉

 

「この子を外に戻せばまた皮膚癌を発症しますよ」

 

そういう体質だと

 

《にぃ》は皮膚癌になりやすい体質・・

今回は見送ったが、左耳のがさつきも、実は気になるところだ

 

 

私は《にぃ》に怪我が治ったら公園に戻れるよ、と約束をした

しかしそこではまた皮膚がんの大敵、紫外線を浴びることになる

 

 

《にぃ》を心配する他のボランティアさんから《にぃ》が夜にある家に戻っていくのを見た、と聞いた

 

それで昨日、その家を訊ね当て

突然の訪問を詫びてから、《にぃ》の画像をみてもらい、彼について訊ねたところ

確かにうちでご飯をあげたりしているとのこと

 

私は今の《にぃ》が置かれている状態を話し、こちらで引き取っていただけることは可能なのかを訊ねた

 

それは無理だと言われた

 

元々斜め向かいの家でご飯を貰っていて真向かいの家の縁側にきょうだいとみられる三毛猫と一緒に暮らしていたとのこと

その真向かいの家が土地を売って引っ越した後、そこはさら地となり

自分の家にご飯を貰いに来たのであげていた

 

一時飼う事も考えて家に入れたこともあるが

出たがってドアの前で騒ぐので飼うのはやめたとのこと

 

 

わかりました

突然の訪問、大変失礼致しました

 

猫でも犬でも、その一生に責任を負うのはなまじのことではない

それがわかっているから、私は他人に無理なお願いはしない

 

 

 

傷が治ったら公園に帰れる  って 私は《にぃ》に約束してしまった

 

 

 

今日もカラーが嫌だと文句を言い

 

 

 

不貞腐れる《にぃ》

 

明日は経過観察の診察日

 

 

 

 

そんな甘えん坊《にぃ》は昨夜

魔女の顔にすりすりをしようして、カラーをガンガン魔女の顔にぶつけて私を起こしてしまった

 

 

《にぃ》になんと話せばいいのか・・

 

 

 

 

 

それだけではない

 

2ヶ月ほど前から《ユリぼうず》の健康状態が悪化し、食事が摂れなくなってきた

他にも症状があり、病院に連れて行った

 

 

現在17歳、春が来れば18歳になる《ユリぼうず》

既に歯はないし、2年前に失明もした

 

細かな検査をすれば悪いところが色々と出てくるだろう

 

歳をとって弱った体に、無理な検査が追い討ちを掛け

結果が判明し、通院や投薬治療を始めるとすれば

《ユリぼうず》が辛い日々を送ることになるのは明白で

しかも結果次第では治療も不可能な場合も多い

 

つまり、検査をすること自体より、その結果を踏まえて、何をするのか、しないのか

それをいつも先生は仰るし、私もまたそう思う

 

結果を知れば、人は自ずと治療をしてやりたくなる

果たしてそれが動物にっとて、今の《ユリぼうず》にとって、最善なのか・・

 

点滴や皮下注射が必要なら私がする

痛みが出たならその緩和に尽くす

 

そうして《ユリぼうず》が17年以上を暮らし続けた他でもない魔女家の、お気に入りの猫布団で

毎日を少しでも安心し、楽しく暮らすこと

 

 

それで先生と魔女の意見は一致した

 

 

 

 

 

 

そんな《ユリぼうず》に昨日、前庭疾患の症状が現れた

 

《ユリぼうず》につききりになってしまった魔女

今日は公園にも行けなかった

 

《にぃ》はその殆どの時間をひとりで過ごさねばならなくなり・・

まじょねこ軍団は静かになってしまった

 

みんながみんな、可哀想でならない

 

 

 

《ユリぼうず》が目を覚ましてしまったので今日は終りにします

 

現在、猫のことでかつてないほどの慌しい時を費やしており

みなさまのブログへの訪問、遅れております

お許しください