あげなことやらこげなことやら | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

最初に言っておきますが

今回登場のお兄さんは公園で夕食をあげてる人で、

例の正体不明の駐車場の良いお兄さんとはまったくの別人であります

 

 

 

昨日はのらちゃん、去勢手術のための捕獲でありました

 

公園のお兄さんがね

 

「いや、あの子たちを捕まえるのは容易いですよ、あっという間に捕まえてみせますから」  

 

「あの2匹は僕に懐いていてぜんぜん触れるんです」  って言ってね

 

 

で、キャリーを2個持って来てください、と言うので

前に普通のキャリーは入れ難い、とお兄さんから文句が出たため

普通のと上が開くタイプとどちらがいいか? と訊ねたら

是非とも上が開くタイプを、というのでそれを2個持ってエッチラオッチラ歩いて公園に向かいましたさ

 

 

なんで車じゃないのかと言うと

魔女ってばPC仕事でドライアイになり

果ては角膜を傷つけてしまって今コンタクトレンズが出来ないんですよぉ

 

メガネもあるのですが、稀にみる視力の悪さにメガネではどう頑張っても限界があり、とても車の運転をするには至りません

で、メガネをかけてエッチラオッチラと相成ったわけで

 

 

それでね

じゃあお兄さん、あなたに捕獲をお任せしましょう、ってことで魔女は離れたところから見ていたわけです

 

このお兄さん、信じられないことに 

 

触れる=持ち上げられる   と、思い込んでいたのね

 

相手はのらちゃんなのに

 

お兄さん、キャリーをベンチの上に置き

5mほど離れたところにいた目的の らちゃんを持ち上げてそこまで運んで入れようと思ったんだろうね

 

のらちゃんを持ち上げたとたん大暴れさ

死ぬほど引っ掻かれ

思わずのらちゃんを放り出す

 

引っ掛かれた腕を押させながらこちらにやってきて

 

いきなり 「今夜は無理ですね」  とか言い出す

 

いや、あなたがそうしてくれと言うから明日の朝動物病院に去勢手術の予約を入れてあるし

そんな簡単にダメとか言われても困るから

 

せめてもうひとりを捕獲してちょうだい!

 

魔女がぼんやりと夜空を見上げること10分

お兄さんがやって来て

 

 

「あのキャリーはダメです 普通のキャリーの方がぜんぜんいいですけど」

 

「はあ? 普通のキャリーは入れにくいからって、上が開くヤツを所望したのはあなただろうが!」

 

 

「とにかく、ひとりでもいいから捕まえてちょうだい!」

 

 

待つこと5分

またお兄さんがやって来て

 

 

「雨が降って来たからもう無理です」

 

「どこに雨なぞが?」

 

「さっき一粒降って来ましたけど・・」

 

 

「しぇからしかーー!!」  ← どこの言葉だえ?

 

 

できんことはするな!!

面倒臭い!!

 

 

 

お兄さんが怪しいからのらちゃんたち、みんないなくなっちゃってるし

 

 

魔女はまた2個のキャリーを抱えて帰宅

 

病院には手術の予約を入れちゃってるし

翌朝行って私が捕まえるしかない

 

捕まえたらそのまま病院に連れて行かなければならないのでどうしても車を使う

それにはコンタクトレンズを装着するしかない

 

仕方ない・・

本当は1週間はダメ、って言われてるけんだけど、そうも言ってはいられない

そう思って迎えた今朝

 

 

昨夜は酷い雨だったけど、今朝はそれが止んでいて

 

まじょねこ軍団とかって軍団のお世話をし

捕獲の支度して

コンタクトレンズを装着しようとしたら

 

いきなり雷鳴が轟き

雨が降り始めた

 

早く止まないかなぁ・・

と、その時は装着を思いとどまり、テラスに出て空を見上げると

 

《インドラ》はさらに大きな雷鳴を轟かせた

 

それでも出かけるしかない、と部屋に戻りかけたら

突然眩しいばかりの稲光の後に、激しい音をたてて近くに雷が落ちた

 

その後雨足は激しくなり

 

そうなると公園に猫がやってくる筈もなく

魔女は病院にキャンセルの電話を入れた

 

眼科の先生の言うことを守って明日まではコンタクトレンズをつけずに眼薬を滴下して過ごせ、ということ

 

わかりましたよ 《インドラ》

いつも心配ばかりかけてしまってごめんなさい

 

 

 

 

 

話は変って

こんなん出ました

 

 

 

のらちゃんの子供たちです

 

 

 

 

このお話はまた明日