雪の公園 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

昨日は大雪になるとの予報で

雪が振り出す前に公園へ行き

のらねこ軍団に急いで(午前中から仕事なので)

しかもたっぷりの食事を与える

 

夜、雪が積ったら、たぶん猫さんたちは誰も出て来ない(来られない)ので

そうなるとのらちゃんたちは夕食抜きとなってしまうから

 

 

ちょうど公園組全員の食事が終わったところで小さなあられのような雪が降り出し、枯葉の上でパチパチと音を立てる

 

 

 

 

 

 

もうじき1才、雪は初めてのドナ 「なに・・ これ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ドナの兄・ドガ 「なに?! これ!!」

 

魔女 「ゆき、って言うのよ」

 

 

このふたりと、もうひとりのやはり白黒の《ドヤ》は《あおいちゃん》のきょうだい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《すがりつきにぃ》

 

 

 

 

 

 

 

《すがりつきにぃ》・・ 寒さで目にクマが出きて口も曲がっちゃった?

 

 

 

 

 

 

 

つんでれくん 「まじょ・・ さむくて めが びしょなった」

 

魔女 「今拭いたげるからね」

 

向うのちずのすけ 「おれも さむくて はなみずが たれまくり」

 

魔女 「《ちずのすけ》の鼻も拭くから、さあ、ふたりとも椅子に乗って」

 

 

 

 

 

 

 

目や鼻を拭いて欲しくて直に椅子に乗るふたり

 

 

 

 

 

 

ちずのすけ 「はな ふいてもらったら におい わかるようになったぞ!」

 

たてがみ 「だからって ぼくの おしりのにおい かがないでよっ!」

 

すがりつきにぃ 「そんなことより ゆき いっぱい きたから いすのしたに ひなんしたほうが いいよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

かーくん (・・ ・・?)

・・

 

 

 

 

 

 

かーくん 「まじょーーーーー!! 

うえから なんか しろいの きたどーー!!」

 

魔女 「いちいち大声で報告しなくていいから・・  それ、雪だから」

 

 

 

 

 

 

 

そんな中

先月上旬から不調だった《もりだくさん》

その時は痩せて、食欲もなく、草むらから出ても来られなかった

 

《もりだくさん》は決して若くはないので心配になり

病院で薬をもらい、朝晩飲ませ続けた結果

《もりだくさん》の体調は回復を見せていた

 

薬を飲むのが嫌な《こだくさん》と、どうしても飲ませる魔女

「まじょなんて だいきらい!」 と《こだくさん》は怒り

私たちは次第に険悪になっていった

 

 

そして数日前に薬を終え

この朝、食事を終えた《もりだくさん》に声を掛ける

 

「《もりだくさん》、元気になりましたか、 もう大丈夫ですか?」

 

すると《もりだくさん》はいきなり駆け出し、どこかに行ってしまった

 

 

まだ怒ってるのかなぁ・・

でもあんなに走れるようになったから、病気は治ったみたいよね

 

そう思いながらティッシュを持ち出して《つんでれ》の涙目や、《ちずのすけ》の鼻水を拭いていたら

 

近くの草むらから《もりだくさん》の呼ぶ声が聞こえてきた

 

 

 

 

 

 

もりだくさん 「まひょーー、 まひょーー」

 

魔女 「なあに?」

 

 

 

 

 

 

 

もりだくさん 「こっふぃ きふぇー」 (こっち きてー)

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女 「なあに?」

 

もりだくさん 「これ、あげる」

 

魔女 「・・」

 

もりだくさん 「あったかいうちに たべて」

 

魔女 「あぁ・・  はい・・汗

 

 

 

 

 

《もりだくさん》、完治いたしたもよう

 

 

 

 

 

 

 

仕事の時間が迫ってるから魔女は行くね

今日は遊べないからみんな、塒に戻りなさいよー

 

立ち去ろうとする魔女の足元には

5にんほどの猫さんがまとわりついてますけど

ほんと、今日は遊べない、って!

 

 

 

 

 

 

 

てか、雪、1時間で止んじゃったし

 

朝から夕方まで振り続くという予報が

朝と夕方に1時間ずつ降っただけ

 

のらちゃんたちのためには良かったけど、拍子抜けだわ