その後の《かってに》、そして《あっか》のこと | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

 

 

《かってに》は時折咳き込みながらもはそのままベッドで15時間ほどを泥のように眠り続け

 

その間やって来た《かって》は、《かってに》がそこにいるのに気づくとそっと出て行ってしまいました

 

 

 

 

そして今朝、《かってに》は熱もあり、咳も止まらずベッドから動けずにいました

 

このままではいけないと思った魔女はバスタブにお湯を張り

蓋の上に暖かな猫ベッドを置き、《かってに》を抱きかかえてそこに寝かせ

うずくまる《かってに》の上からタオルを掛け

加湿器を持って来て延長コードで洗面所から繋ぎ、バスルームで稼動させ

洗面所には猫トイレも置きました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《かってに》に 当分ここから出てはいけない、と言い

《かって》が来たら廊下のベッドで寝るから心配ない、と言って聞かせました

 

《かってに》はそこでまたゆらゆらと眠りに落ちてゆきました

 

 

そして先ほど

バスルームを覗くと、私の気配で《かってに》が目を覚ましてしまいました

 

 

ぼんやりと魔女を見詰める《かってに》にそっと訊ねます

 

「ねえ、《あっか》はどこにいるの?  《あっか》は元気?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然《かってに》の目が大きく開き、ベッドから立ち上がります

 

 

《かってに》は倒れこみそうになりながらベッドから飛び出すと

魔女が止めるのも聞かず、猫用出入り口から出ていってしまいました

 

 

歩き去る《かってに》の背中に向かって

私は 必ず戻っていらっしゃいよ!  と声を掛けました

 

 

洗面所で加湿器のコードをいじりながら待つ魔女

暗くなって寒くなってきたから心配でなりません

 

 

 

日が落ちた先ほど

《かってに》が戻って来ました!

 

 

猫用出入り口から入ってきた《かってに》はしきりに後ろを振り向いて・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな《かってに》に促され洗面所に飛び込んできたのは・・

 

 

 

 

 

 

魔女 「《あっか》!!」

 

あっか 「まじょぉぉぉぉ~ 汗

 

 

 

 

 

 

 

それから《あっか》はバスルームに入ってバスタブの蓋の上に飛び乗り

 

 

 

 

 

あっか 「おにいたんが きて いっしょに かえろ、って いっただけど・・  また ここ いていいの?」

 

魔女 「いいのよ、お帰りなさい、《あっか》  それで、1回寝た前は、どこにいたの?」

 

あっか 「おにいたんが けっけ なって  しょばに きたら だめ! って 《あっか》に いって 

しょれで 《あっか》は かなちくなって あっちに いったった  

しょしたら おにいたん いなくなっただから しゃみしくて ないてたの」

 

魔女 「そうだったの・・」

 

 

 

 

 

 

 

《あっか》は嬉しくなったようでバスルームではしゃぎ始めました

 

病身で《あっか》を探し回った《かってに》は疲れてしまったのでしょう

廊下のベッドで横になっていました

 

すると

《あっか》がバスルームから出てきて《かってに》に寄り添います

 

 

 

 

 

 

あっか 「おにいたん、おしょとで ねるとき あっかが しゃむい、しゃむい、いっただから よるなると あっかを おなかに いれて ねただから けっけ、けっけ なったったの」

 

 

 

 

 

 

 

あっか 「だから こんどは あっかが おにいたん おなかに いれて だいじょぶ だいじょぶ しゅる」

 

魔女 「おにいたんの看病頼みますね」

 

あっか 「あい!」

 

 

 

 

 

お腹に入りきれてないどころじゃないですけど

《あっか》に風邪がうつりそうだけど・・ いいか

 

 

 

 

 

みなさま、ご心配をお掛けいたしました

 

《かってに》と《あっか》、以前のようにふたりくっ付いてぐったりと眠っています