魔女、ジタバタ物語 ~ 食わせるためには何でもするぞ! ~ Ⅱ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

病猫話の続きです

 

 

 

 

ずっと霞を食べて生きてきたような猫、《バニャ1号》です

とにかく痩せておりました

口内炎により、食に対する欲を無くし、5年間ずっと痩せておりました

 

 

それが去年の暮れ頃から、突然食に目覚め

食べ始めてございます

 

動物病院先生にいただいたご飯の中に、ビューティープロというのがありまして

それを口にした時から猛然と食べ始めました

 

パッケージにはコラーゲン3000mgと書いてあって

《バニャ1号》が女性としての美に目覚めたのか

はたまたたまたまその時期に口内環境が改善されたのかは不明

 

骨ばった体格から

今ではたいそうふっくらした色っぽい体形になったことだけは確かであります

 

 

まじょねこ軍団、かって軍団、のらねこ軍団、総勢約40名の猫を抱える魔女にとって、これはお高いのですが

食べてくれない辛さには代えられないので

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、免疫不全の疑いありの《ひな》ですが

 

この子は、外で生まれたときから強うございます

 

初めての出産の混乱から、《ひな》を産み落としたばかりなのに走り回る母親の乳首を

引きずられながらも咥えて離しませんでした

 

 

今は口内炎の他に鼻炎も抱え、辛そうではありますが

食を諦めたことは一度たりともありません

 

ただ・・

何でも食べられるわけではなく

食べるのは薄く裂いた鳥の胸肉のみ

 

 

それで魔女のこの長い爪が活躍するわけです

《ひな》は、結構な量の胸肉を食しますので、これにはかなりの食事時間を要します

 

よって、まじょねこ軍団全員の食事を終えてから、カーテンを閉めてキッチンで《ひな》の食事となります

見ちゃうと、みなが欲しがりますのでね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目下感冒で不調の《78》

 

この程度では薬を与えません

病気に負けない強い子に育ってもらわねばなりませんから

 

抗生剤を安易に与えてしまうと、それに頼る体になってしまうので

自力で治してもらいましょう

 

それでも悪化するようなら《78》もまた病院送りとなりますけれど

 

咳の回数は少しずつ減っているように思います

 

しかし、いまひとつ元気なし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年暮れに失明してしまった《ユリぼうず》

 

食欲あり

元気もあり

持病の膀胱結石は療法食のおかげでこの数年間は発症せず

 

 

 

ただ・・ 見えないことを諦めない

 

毎日探しております

 

ぶつかりながらも部屋中を歩き回って

いまだ闇の出口を捜し求めております

 

《ユリぼうず》の、あの悲痛な叫び声はたまらなく

心が辛うございます

 

私には抱きしめてやるしかできません

 

 

 

桜が咲いたら

《ユリぼうず》を抱いて花の香りを嗅がせましょう

 

庭も歩かせましょう

その嗅覚と、足の下の草の感触は

きっと《ユリぼうず》の心を春の穏やかさで満たすでしょう

 

明かりは無くとも

陽の暖かさがその体を包みます

 

 

《ユリぼうず》もまた、桜花を見ます

その匂いを嗅げば、これまで何回も見てきた桜の記憶が蘇るでしょう

 

《ゆりぼうず》は記憶の中で、私たちと一緒に花見をします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公園の早咲きの桜 昨日の画像です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河津桜は散ってしまいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散ってもなお、美しゅうございます

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は交通事故に遭ったと思われる猫さんを病院に搬送したり

親友の家に引き取られた《ちゃっちゃん》に会うなどで終日家を空けており

これから夜はのらちゃんのところに出かけますので

皆様のところへの訪問が遅れております

 

詳しい話はまた明日