《78》のろくでもない日常 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

 

《78》、こと 《にゃっぱ・イブリーヌ》さん

めちゃくちゃわんぱくです

 

しかし、さすが、幼少時より知恵を働かせて野良生活を営み、生き残ってきただけあって

恐ろしく利口でもあります

 

己が置かれた状態の把握

その時々の状況判断

まじょねこ軍団、そして人間家族個々の性格をも把握し

それに応じながらも、明るく楽しく、時には危なっかしく

 

如かして

 

 

非常にやかましく!

 

 

 

・・生活を致しております

 

 

外生活しか知らない《78》にとって

ここでの暮らしの何もかもが始めての体験ばかりで

見聞きするすべてのものが珍しくて仕方がないもよう

 

 

 

今日は寒いのでテラスへのドアは閉められておりまして・・

 

 

 

 

天窓から見える空を眺めてございます

 

 

 

 

 

 

 

 

78 (こんなとこに はっぱ ある・・)

 

魔女 (それより手を合わせなさいょ・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《78》は《ユリぼうず》の目が見えないことなんて、勿論知りません

他の猫たちもそれは同様

 

けど、この子は男子軍団同様、《ユリぼうず》の異変に気づいています

男子軍団は《ユリぼうず》が歩き回る時は自ら避けたり

例え自分がよそ見をしている時にぶつかってこられても、そっとどくだけですし

《ユリぼうず》が闇の出口を探して大声で泣き叫ぶと、《とらたん》が必ず寄り添います

《78》もまた、《ユリぼうず》が来るとそっと避けるし、ぶつかってきてもまったく動じません

 

しかし面倒なのは《バニャ2号》以外のおバカな女子軍団

やれ、《ユリぼうず》がぶつかってきただの

うるさく鳴くなどと文句を言い

その不規則な動きをやたら怖がります

 

あ、でも《バニャ2号》は体調不良につき、『ユリぼうず依存症』 となっておるだけで

決してバカじゃないわけではありません

 

 

 

男子軍団は気を使い

女子軍団が怖がる中

 

《78》だけはこのとおり

 

 

この時も泣き叫んで歩き回っていたいた《ユリぼうず》に遊びを仕掛けます

 

 

 

《ユリぼうず》がこうして遊ぶのを見るのは何ヶ月振りだろ・・

 

とっても楽しそうでした

 

 

 

 

78 「こいちゅめ こいちゅめ~!」

 

ユリぼうず 「やんのか、おらー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリぼうず 「おらおらおら~~~!!」

 

78 「きゃーきゃー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリぼうず 「どんなもんだい!」

 

78 「わーわー! きゃーきゃー!」

 

 

 

 

 

 

動きが激しいので写真がブレブレですけど

 

《ユリぼうず》、ほんとうに楽しそうでしたよ

 

 

 

 

 

 

 

 

うわっ! 今度は 《凶暴女・凜》のご飯を盗み食ってる!!

 

この後どんな目に遭っても知らないからね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは安全とわかった今も

《78》は魔女の側から離れようとはしません

 

 

 

本日魔女はデスクで確定申告書を仕上げ中

 

《78》はデスク横のベッドでつまらなさそう

 

撫でてあげてようにも

そうすると魔女の腕を両の手でグアシッと掴んで絶対に離さないのでそれも出来ませぬ

 

 

 

 

 

78 「ねえ まだ ちてるの?」

 

魔女 「まだちてるから寝てなさい」

 

78 「・・」

 

 

 

 

 

 

 

78 「ねえ、まだ ちてる?」

 

魔女 「もうすぐ終わるから・・」

 

78 「・・」

 

 

 

 

 

 

 

      78 「にゃんだ!  こんにゃもの!!」  バリバリバリ!!!

 


魔女 「うわっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女 「《78》 何やってるの!! 出来上がった申告書を破いちゃって!!」

 

 

78 「ひぇっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

78 (いぶりゃーにゃを おこったにゃ・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

78 (うらんでやる・・)

 

 

ごめんなさい、じゃないのかい! Σ(・ω・ノ)ノ!