やかましい仔猫 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

今日は仕事で忙しく、時間があまりないので

主にやかましい仔猫の生態画像の羅列で・・

 

 

 

 

テラスデビューも果たした《78》

 

 

 

 

 

 

 

 

隣のお化け屋敷の槙の木に巣を作っている大勢の雀さんたちに向かって

ケッケ、ケッケと呼びかけております

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく落ち着きがない

 

 

 

 

 

 

 

 

よってまともな写真が撮れませぬ

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとり遊びも激しくて

 

 

 

 

 

 

 

 

カメラのストラップには飛び掛るし

 

 

 

 

 

 

 

《ユリぼうず》なぞは

《78》のあまりのやかましさに、こたつ蒲団の間に避難してしまいました

 

 

 

 

 

 

そんな《ユリぼうず》をいたぶる《78》

 

 

 

 

 

 

 

 

何がなんでも《ユリぼうず》を引っ張り出そうと、もう大変

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女 「その椅子からどいて」

 

78 「やだ!」

 

魔女 「いいからどいて!」

 

 

 

 

 

 

 

 

78 「やだやだやだあーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女 「それ、引っぱらないで!」

 

78 「なにかちら と おもって・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

魔女 「引っぱらないで!」

 

78 「こで、なにかちら!!」

 

 

※ 軍団によって壊されたブラインドは、《78》によって完全に破壊されました

 

 

 

 

 

 

そんなやんちゃも魔女がいる時だけ

 

魔女が仕事に出かけている間は不安でいっぱい

だからずっと避難場所のコタツの中

 

 

 

 

 

魔女 「《78》、ただいま」

 

78 「どこ いってたの  くすん・・ くすん・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

この子が静かなのは遊び疲れて魔女の隣で眠っている時だけ

 

 

 

 

 

 

 

 

《78》がこんなに魔女に執着するのは致し方ないこと

 

 

3にんきょうだいだった《78》

彼らはうんと小さい頃に独り立ちをさせられ

以来きょうだい3にんで暮らしてきました

 

初めて会った時、この3きょうだい

それはもうお腹を空かせていて

痩せていて

 

毎晩魔女を待っていた

きょうだい3にんは魔女の姿を見ると感極まってちょっぱやで飛び跳ね

それはまるでリスのようでした

 

注ぎ分けるのも待てずに食器に顔を突っ込む

 

そんな日が続いて・・

 

きょうだいがひとり

またひとりといなくなりました

 

そうして最後に残ったのが《78》でした

 

 

そのうち《78》はご飯を欲しがらなくなりました

何人かの人間が《78》にご飯をくれるようになったのです

 

 

いつも魔女と会う場所の駐車場はひどく危険で

そこには猫を毛嫌いし、虐待を図る女性がいて

《78》やそのあたりにいる猫を車で追いまわしたり、木切れを投げつけたり、蹴り飛ばそうとします

 

そのことで怒る魔女と猫嫌い女性とが言い争いになるともしばしば

 

それで《78》魔女とさよならをする決心をします

 

 

でも・・

さよならしたものの

《78》はいつもの時間になると魔女を思い出します

 

魔女の膝に乗ってご飯を食べたこと

楽しく遊んだこと

一緒に木登りしたこと

魔女が帰る時に毎晩足にしがみついたこと

 

 

だから《78》はやっぱりお別れできなかった

 

だって、楽しみといえばそれしかなかったんだもの

 

 

《78》はどんなに魔女がダメだといっても

虐待女がいようと

怖い雄猫がいようと

危険な道路を渡り、いつもの場所で魔女を待ち続けました

 

 

 

魔女は自分を守る人

きっとそう思っているのでしょうね