《７８》の日常
みんなと仲良くご飯を食べ
初めてのこたつも憶さず自ら入り！
閉め出された《チャンドラ》を救出しようと頑張り
マタタビを与えればそれを器から搔き出して
舐めることなく狂う
チャンドラ 「大丈夫ですか？」
７８ 「ほっといて くだしゃい！」
先週末にはテラスデビューも果たしました
隣家の屋根に飛び移って脱走されたらどうしよう
と、懸念していましたら・・
あやしいやちゅ・・ いないな
ここも だいじょぶ
あやしいやちゅ、いましぇん！
逃げ出そうとしているのかと思いきや・・
点検してたのかい！！
７８ （はっぱ よち！）
７８ （これは なんだか ちらないけど よち！）
それでもね
相変わらず魔女の側を離れようとはしません
魔女の留守中はこたつにお篭りで待ちます
魔女のデスクの横に棚を置き
仕事中はそこが《７８》の控え処
７８ （まじょ・・ まだ おちごと おわんないかなぁ）
７８ （てか・・）
７８ （どちて いちゅも 《ちゃん》が 《にゃっぱ》の しょばにいるんだろ？）
チャンドラ （《チャン》は《にゃっぱ》の見守りたいですからね！）
そんなこんなで
《７８》、家猫として学習課程を修了致しました
修了証書
《７８》殿
貴猫は一回で自らの名前を覚え、家人それぞれの足音を聞き分け、さらには９にんの先住猫のややこしい性格までをも完璧に把握して各猫に添った対応を心掛けるなど、魔女家に於いて家猫となるべく学習を首尾よく、然も優秀な成績で完了させたことを証します
ここに貴猫の誕生日を１月３０日と定め
今後はまじょねこ軍団の立派な一員としてその活躍を期待するものであります
魔女家代表 魔女
フランスにお住まいの leelouxさんからコメントをいただきまして
フランスの県にはそれぞれ番号がある、ということで
７８という番号に相当する地域はどこかと確認してみたら
パリ周辺のイブリーヌ県で、県庁はベルサイユだということを教えて下さいました
でね、leelouxさんは
それでもう78という番号を拝見する度に、仔猫ちゃんがイブリーヌちゃん、あるいはベルサイユちゃんに見えてきて仕方ありません。
と仰ってくださり
思いもかけないところから
なんだか高貴な香りが・・
《７８》！ マタタビで狂ってる場合じゃないわよ！！
もっと品よくしなさい！
品よく！！
所変われば、あなたは《イブリーヌ》
または《ベルサイユ》なんだからね！
７８ 「にゃに？！ いぶりゃ～にゃ か べりゅしゃ～ゆ？！」