《しゃま》、公園に行く | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

昨日深夜に仕事から戻ったら

洗面所とバスルームが大変なことになっていました

 

洗面所では魔女のバスタオルが床に落とされ、それに潜って誰かが寝た形跡があり

洗面台の中には、コンタクトケースだの、どこから出してきたのかキーホルダー、そして羽のおもちゃが集められており

置いておいた猫ベッドは逆さまになってひっくり返され

 

バスルームに置かれていた石鹸はケースごと床に落とされ

バスタブの蓋の上ではみんなで寛いだ形跡が

 

 

遊びたい盛りの仔猫たち

しかし、人の姿が多い昼間はどこかでじっとしていなければならず

ここでおおいに楽しんでくれたのなら、それは何よりなことです

好きに遊んでくださいな

 

 

 

 

 

本日も忙しく

朝家を出て、つい先ほど戻りました

 

家では《かって一族子供組》が待っておりまして

直ぐにご飯

これからまじょねこ軍団の夕食になり

その後、人間は適当に済ませ

夜はのらねこ軍団のところに食事を運びます

 

皆様のところへの訪問が遅れていますこと、お許しください

 

 

 

 

 

こちら、先週の公園模様

 

 

《たんぽぽ》たちいるの駐車場に寄ってから公園に向かったのですが

《しゃま》が付いて来てしまいました

 

 

 

 

 

しゃま 「まじょ・・ そばにいてね」

 

魔女 「だいじょうぶよ、 よく見てごらん、ここにはあなたの身内がいっぱいいるのよ」

 

 

 

 

 

 

 

しゃま 「にいちゃん・・」

 

たてがみ 「ふぇ・・ このこえは!」

 

 

《しゃま》と《たてがみ》兄弟、1年ぶりのご対面

 

 

 

 

 

 

 

 

しゃま 「・・これ だれ?」

 

魔女 「その猫は《もりだくさん》といってね、あなたのおばあちゃんの《こだくさん》がだいぶ前に産んだ子供よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

服従の姿勢でちずのすけを眺めるしゃま (わ・・ おっきい・・)

 

 

 

 

よそ者の《しゃま》だけど、魔女が連れてきたので《ちずのすけ》たちは邪険にしません

 

 

 

 

 

 

 

 

興味深々の仔猫たちが集まって来た

 

手前左は兄の《たてがみ》

《しゃま》を眺めているのは《さくら》、

半分見えてるのはそれまで《しゃま》の臭いを嗅いでいた《くろす》

 

 

 

 

 

 

 

 

仔猫の面倒を見るのが大好きな《しゃま》

仔猫たちと遊びたくて仕方がなありません

 

 

 

 

 

 

 

 

兄の《たてがみ》が《さくら》とじゃれ始めました

 

 

 

 

 

 

それを羨ましそうに眺める《しゃま》

 

その後《さくら》が《しゃま》の方にやってきました

姿勢を低くして身構え、遊ぶ準備をする《しゃま》

 

 

 

 

 

 

 

だけど・・ 《さくら》はそんな《しゃま》の横を通り過ぎて行ってしまいました

 

目論見違いでどうしたらいいか分からない表情の《しゃま》

 

 

 

 

 

 

《しゃま》と《たてがみ》の母親、そして《さくら》とその後に生まれた《くろす》、《しゃっぽ》の母親は

共に時期違いに生まれた《こだくさん》の子供です

 

だから《しゃま》にとっては従兄弟になります

ですから、初対面でも互いに敵対心を持ちません

 

ちなみに《たんぽぽ》のところにいる《黒豆》は、《くろす》と《しゃっぽ》のきょうだいです

こうして成長の過程に於いて、仲が良かった子供たちも別れ別れになってゆきます

 

ひとりだちさせられた後

ふたりで助け合って暮らしてきた《しゃま》と《たてがみ》兄弟

それがこうし別な場所で生きるようになったのには

成長を遂げた後の、時に雌をめぐる雄同士の諍いを避ける、という理由からです

 

猫は実に賢明な生きものなのです