続・動物に近い女のお話 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

 

 

 

 

                     咽るほどの匂いを放っている庭のジャスミン

 

 

 

 

 

 

2007年から 2008年にかけて 『魔女の子供時代』 として

ブログのところどころに書いたことがあるので

魔女の子供時代のとんでもない諸々はここではほぼ省きますね

 

 

 

とにかく問題児であったらしく

 

例えば、登校中に罪もないヘビを地面に打ち付けて叩き殺していた男子を校舎の二階の教室に追い詰め、そこの窓から突き落とすとか

 

それで先生を怒らせるわけなんだけど

 

まじょにしてみれば、

え・・どうして私がしかられるの?  って、なるのです

 

先生は男子児童を突き落としたからからだ、と言うのだけど

その前に蛇を殺した男子をどうして叱らない・・

 

だけど、先生は 「だって、あれはヘビでしょう!」   と、のたまう

 

もうこの時点でまじょはまったく意味がわからなくなる

 

コイツ(先生)は相当なバカだから話しても無駄だな  

なんて思う小学2年生 (1年生だったかも・・)

 

 

こうして先生からもおおいに嫌われ  ← 上等だ

 

 

母は学校に何度呼び出されたことか

 

それでもね

母は私を叱らなかった

 

人っ子ひとりいなくなった放課後の校門を

夕陽を見ながら出た後に

 

母は私の手を取って

 

「今夜は何が食べたい?」 と 必ず聞いたものです

 

 

 

 

 

 

 

尊敬する人もおらず

 

影響を受けた人もおらず

 

 

今日まできまして

 

 

でも

動物たちは尊敬に値すると思っています

強い影響も受けました

 

 

妬み、嫉みを持たず

過分な欲も持たず

 

人の仕打ちに耐え

例え劣悪でも

自分が置かれた環境を黙して受け入れ

そこで知恵と工夫を凝らして暮らし

 

一旦相手を信じたら、その気持ちを全うし

信じた相手に過分な優しさと愛を与え

 

変わらぬ美しい心で動物らしく生き

動物らしく生きることを決して曲げず

 

自然を愛し

こよなく愛し

 

そうして

最期はどんな形になろうが

潔く逝く

 

 

 

私には到底出来ないことを

彼らはやってみせるのだから

 

それは十分な尊敬に値し

私もそうありたい、と願うのです

 

 

 

 

 

話は戻りますが

 

幼少時、動物たちと共に谷川を渡り崖を登って

探検を繰り返していた日々

 

そこで培ったのは 『感』

 

この幅なら飛び越えられる

この傾斜ならよじ登れる

それは発育と共に変わるのですが

 

こちらの茂みは嫌な予感がする

こちらの方向は家から遠ざかる気がする

 

天候が崩れそう

日没が早まっている

 

そんな諸々の 『感』 を大自然の中で培うと共に

私は動物や鳥たちからもそれらを学習しました

 

 

 

 

さて、父の都合で山奥からある地方都市に移り

そこで人間の心のいやらしさに辟易とし

 

数年してこの場所に来たのだけれど

 

高校入試に際し

そのために受けねばならない試験をサボり

公立高校を受験できないこととなるのです

 

ここで魔女は、社会で生きるための規則を突きつけられたわけなのです

けど、後の祭りね

 

かくしてお嬢様校?たる私立女子高に入学することとなり

 

しかし、その制服が魔女に似合わないことこの上なく

さらに厳格な校風

 

かくして魔女は、規則重要性をさらに認識せざるを得なかったのです

 

 

人間社会で暮らすなら

規則に則らないと身を滅ぼす

 

ああーー!  ヤダヤダ!!

 

 

 

でも、今となればそれで良かったのです

 

この高校で出会った人は

今日まで長きに渡りお付き合いが続いております

 

その友人は

公園猫で病気だらけの《ちゃっちゃん》を引き取ってくれました

毎日とても大変だと思うけど、一生懸命にお世話をしてくれています

 

 

 

さて

当時の魔女は、いまだ人間界との狭間で心が荒んでいたのか何なのか

それはよく解らないのだけれど

 

 

暴走族になっちゃいます

 

 

がーーーーん DASH!DASH!DASH!

 

 

つづく