シャクラの物語 XII  ~ 出会いと別れ 2 ~ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

インドラはジョン ブリアンとの悲しい別れを経験し

幼心にその意思を受け継ぐ決心をいたしました

 

拙い言葉ながらも一生懸命に日記を言い始めるのです

ネバーランドに住むジョン ブリアンはそんなインドラの側にいて

小さな子の言う日記を助けてくれました

 

インドラは日記をいうことを頑張りました

そうすることで常にジョン ブリアンと一緒にいられると感じていたからです

 

時には疲れてしまい、その途中で眠ってしまうこともありましたが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年が明け、インドラが猫として1才になったころ

小さな仔猫がやってきました

 

 

 

Liger&No name

 

 

 

 

それは母親とはぐれてしまった仔猫で

 

インドラはその子をたいそう可愛がりました

 

 

母親とは別れ別れとなり

人間の家で何もかもが初めてのことに戸惑う仔猫の

インドラは世話に明け暮れます

 

 

 

自分がジョン ブリアンに教わったように

仔猫にご飯の食べ方を教え

 

 

 

Indra&Kitty

 

 

 

Indra&Kitty

 

 

 

 

 

慣れないトイレに泣く子をなだめて躾け

 

 

Indra&Kitty

 

 

 

 

 

玩具の器から自分のお気に入りのものを探し出し

 

 

Indra

 

 

 

 

それを仔猫に与え、遊ばせる

 

 

Indra

 

 

 

 

 

Madanaino

 

 

 

 

そんなインドラの姿が見えない時には

仔猫は大きな声で鳴いてインドラを探すほどに懐いておりました

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし仔猫は半月ほどをここで過ごし

里子となって新しい家族の元へ行ってしまいます

 

 

それを悲しみ、淋しがるインドラは

それからというもの、毎日機械の中の仔猫を見つめて過ごしておりました

 

 

 

Indra

 

 

 

 

Indra

 

 

 

 

 

インドラのそんな気持ちを知った仔猫の新しい家族は

時々仔猫をまじょの家に遊びによこしてくれました

 

 

 

 

 

 

 

仔猫がやって来ると

インドラは大喜びで力いっぱい抱きしめるのでありました

 

 

 

Indra&Sora

 

 

 

 

Indra&Sora

 

 

 

そらとう名のこの子は

今も元気で暮らしております

 

 

 

 

 

この年の寒さも深まった11月に

また親にはぐれた仔猫が家にやってくることになるのです

 

この子はチャンドラと名付けられ

まじょの家族として暮らすことになります