みなさまへ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腫れ上がってしまった瞼が開けられくなり

まともにものが見られなかったこともあり

ブログを見る辛さも加わってPCも開けられませんでした

 

携帯メールは家族に読んで貰い、返事は口頭で伝え、返信してもらっていました

そうしてやっと、みなさまからのコメント、メッセージ、ベタ等を拝見しました

 

冷静な励ましなどでなく

みなさまが私と同じ立場にてお声を掛けていただいたことは、私にとって非常に幸いでありました

 

 

 

 

 

まじょねこ軍団の半数が重病、または病弱

頻繁な通院、そして1回の食事にも2時間を費やすという日々の中で

《インドラ》の助けと明るさだけが救いでした

 

あの子がいたからへこたれずにやってこられた

あの子がいたから常に笑顔でいられた

 

 

 

告別の直前まで昼夜を通して《インドラ》を抱き続け

この胸から《インドラ》手放す時

諦めがつかず

どうしても諦めがつかず

 

泣き崩れてしまった

 

 

 

 

 

係りの人が、こんなに真っ白で美しい喉仏が現れるのは稀だと仰った

 

家族たちと箸でお骨を納め

最期に私がその美しく整った頭部を壺に納め

顔の部分を整え

壺に蓋がされて

それが小さな箱に納まっても・・

 

これは夢なのだという思いは決して覆らない

 

 

 

静まり返ったリビングにいると

外から帰った《インドラ》が

いつものようにノックをする音が聞こえてきます

 

 

慌ててドアを開けても

そこに《インドラ》はおらず

 

何度も同じことを繰り返し

いたたまれなくなって

腫れた瞼に薄目を開けて昼夜をのらねこ軍団のところに出かけて行く日々

 

ひとりぼっちの仔猫が待っているのは

命の灯が消えかかっていた《インドラ》を私が抱き上げたまさにその場所で

あの日のことがあまりに鮮明に蘇ります

 

 

どこにいても辛いは辛いのだ・・

 

 

 

私はこの恐ろしい夢から逃れられなければ

もうずっとダメなのだろうと思いました

 

この4年で数十ののらねこ軍団を死を

カトマンズでひとりの犬を

魔女家では7にんのまじょねこを

公園では仲良しだったふたりのねこさんが逝ってしまいました

 

 

その挙句の今回のことは、私を追い詰めました

 

まじょねこ日記を書くことは、こうしたことを書くことを避けられず

その日、それを読んでくださる方々に悲しみを与えてしまうこと

 

いいのでしょうか、それで・・

 

 

 

 

《インドラ》は生徒たちのモデルとしても活躍し

キャンバスやスケッチブックの中に活き活きと描かれました

 

 

あの日はアトリエで

今年度から高校生になるといのに、その生徒は

涙や鼻水を拭うこともせず、声をあげて泣き続けていました

すすり泣く子たちは、時に目を上げて魔女をそっと見ます

まるで私の悲しみを慮っているように

 

あまりの唐突さに現実を受け止められず

教室の帰り道に突然涙が溢れ出た人

 

アトリエは悲しみで覆いつくされています

 

 

 

 

まじょねこ日記の読者様方からのお言葉、ベタ等

アトリエの生徒さんたち

これまでもお世話になった方々

また、初めてお名前をお伺いする方からも

 

《インドラ》へ、そしてまた、残された軍団への気持ちが届きました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《インドラ》は人気者だったんだね

 

 

 

 

 

これまで逝ってしまった子たちに対して

私は後悔ばかりでした

 

病院で亡くしてしまった子

最期を看取れなかった子

気持ちの奥を察してあげられなかった子

 

 

 

けれど

もし、《インドラ》のことが夢ではなく

現実だと認めなければならない時がきても

 

《インドラ》に関しては

後悔はありません

 

 

《インドラ》はその短い命を私の元で自由と共に生きていました

 

 

魔女は《インドラ》を精一杯愛し

《インドラ》は魔女を心いっぱいに愛してくれました

 

 

 

 

ただ、だからこそ

今は残されたものの常として

 

淋しい

ただただ淋しい

 

体中が淋しさで溢れているのです

 

 

 

 

今日、こうして勇気を奮い起こしてブログを書いたのは

みなさまのお気持ちに対して申し上げたく

 

みなさま

《インドラ》へのお気持ち

魔女への思いやり

 

ほんとうに、ほんとうに

ありがとうございます