はいけい 《ふぁふぁさま》
《たんぽぽ》に おてがみ いって うれしいです
まいにち 《ふぁふぁ》の おてがみ まってました
わたしも 《とらたん》も 《ぶす》も ぜんぶ げんきです
みんなで がんばって くらしてます
・・どして 《ぶす》が けが してたこと しってるの？
まじょが いった？
※ 魔女は言ってないよ
前に《ふぁふぁ》に みんな元気か？ と聞かれた時、
《たんぽぽ》は《ふぁふぁ》に心配かけまいとして
「《ぶす》は けが してません」 とお返事しました
それで《ふぁふぁ》が察してバレちゃたんでしょ
《ぶす》の けがは よくなったよ だいじょぶ
まいにち あめで やんなっちゃった
でも だいじょぶ
あめ こないとこ みんなで みつけました
でも そこは くらいから ちょっと やだだから
ひるまは くるまのしたに います
あめ いっぱい きて じめん びちゃくちゃに なったら しかたないから くらいとこに にげます
あのね 《ふぁふぁ》
おどろいてみて
それは あつい ときのことです
いきなり ここの ちゅーしゃじょーに ねこが いっぱい きた
いまも いぃーっぱい いるんだよ
それで さいしょは わたしたちの くらしが めちゃくちゃになったけど
いまは やっと へいきに なりました
さいしょのころ
あたらしい ねこの なかで わがまま した ねこが いくつかいて
それで わたしたちは こまったことになりました
それで まじょが わかままねこに つよいかんじにして
わかままねこは いいこに なりました
わたし まじょが ここに すんで ぼす やったら いいって おもう
そしたら いつも いっしょに いて あそべるし あんしん
ぁ・・ そしたら
《ふぁふぁ》や 《ふぁふぁ》のなかまの ねこたちが こまるかぁ
だけどね
ちゅーしゃじょーに ねこが いっぱいになって
いいことも あります
おおきな わるい おとこの ねこが きたら
みんなの こころが ひつとに なります
そうして みんなで ずらっと くっついて ならんで
わるいねこに むかって いっせーに うなります
みんなで おもいっきり こわい こえを だして いっせーに うなります
わたしたちは どしてか み～んな からだが ちっちゃいけど
みんなで かたまったら すごいです
わるい こわい おとこの ねこは にげだします
だから このごろは おとこの ねこ みても わたしは わーー！ って にげださないです
あの よわっちい 《とらたん》も がんばって いっしょに うなってるんだよ
《ぶす》は もう わるい ねこと けんか しなくて いいですから けが しません
わたしたち みんな こやって くらしてます
だから 《ふぁふぁ》、 だいじょぶ
《ふぁふぁ》は ぐんだんっていう なかまのねこさんと なかよし してください
《ふぁふぁ》が しあわせに くらしたら
《たんぽぽ》は あんしんします
おにいちゃん
また おてがみ いってください
《たんぽぽ》は いつも いつも おにいちゃんの おてがみ まってます
《たんぽぽ》
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昨夜、住宅部東で観た十五夜の月
《はるこ》のこと
月を眺めながら住宅部東の駐車場に足を踏み入れると
真っ先に《はるこ》が走って来ました
子供を産んだ《はるこ》のお腹はぺったんこになっていて、その体はかなり痩せていた
産後の猫はみなこんなだ
はるこ 「まじょ！ ごはん！ ごはんちょーだい！！」
魔女は《はるこ》のために 栄養価の高いご飯を用意していましたので、それを食べさせます
《はるこ》は出されたご飯をガツガツと食べます
何度も何度もお代わりをして・・
みんなが食べこぼしたご飯まで探して食べています
昨夜はずっと食べ続けていました
産んでからは赤ん坊と一緒にいて、何日もご飯を食べていなかったのです
子供は無事なのか
どこで産んだのか
これから様子を見てゆこうと思います
今夜の月 （電線が邪魔ね・・）