住宅部東の夜 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

      

 

 

      

     雨上がりの午後、魔女の姿を見つけて駆けて来る《とらたん》

 

      こうして《とらたん》は以前のように駐車場での生活に戻りました

 

 

 

            左から《はるこ》、《ぶす》、《たんぽぽ》、《とらたん》、《なつお》  

            この他にもまだまだいっぱいいますよ

 

   

 

   新参猫の《なつお》は、もう他の猫のご飯を奪おうとはせず、こうして順番を守ることを覚えました

         だた、テリトリーの区分がまだよくわからないようで

         《こだくさんのおこさま》のテリトリーに入り込んでの順番待ちです

 

 

 

《はるこ》も同じ

《とらたん》が食事を終えた後でお食事をいただいています

 

 

 

向こう側の《らぶ》は、《とらたん》より先住だったのにも関わらず

《とらたん》が十分に食べたことを確認してから自分の食事を始めます

 

 

 

                   人間でいうところの『尽くす女』です

 

           食器が足りなくなり、地面での食事となってしまいました  ごめんなさいね

 

 

 

住み慣れた場所に戻れて嬉しい《とらたん》です

 

 

 

さて、こちらは誰でしょう

 

 

       お腹が減っているにも関わらず、見慣れない食器が怖くてご飯に手をつけられない男子

    

 

 

魔女は以前にこの子をここで載せています

 

 

                 ゴミ集積所で豆腐を食べていたあの子です

 

 

     

 喧嘩の傷が元で、首から顔にかけて毛がなくなっていました

 

 

この後

この子を説得して傷の手当をさせてもらっていましたが

今ではこんなに回復してくれました

 

 

         

 

 

この子は生粋ののらちゃんなので、自ら野良社会の掟に則った行動をしてくれるので非常に助かっています

 

現在住宅部東にいる子の中では最も体が大きく、喧嘩も強いはずですが、誰かに唸られても黙って耐えています

 

この子、魔女が帰る時は送ってくれるんですよ

 

 

 

現在問題なのは《はるこ》

 

 

不覚にも私、気ずきませんでした

《はるこ》のお腹が大きいことに・・

 

 

 

子供が産まれるのは時間の問題です

 

 

ご存知の通り、この子は2ヶ月ほど前まで人間と生活をしていました 

    人間の都合で一緒に暮らしていた他の猫と共にここに放たれたわけですが

私は人と暮らしていたのだから避妊済みと信じて疑わなかったのです

 

この写真を撮ったのが3日前のことで

《はるこ》はその翌日から姿を見せなくなっています

多分どこかで子供を産んだと思われ・・

 

《はるこ》はまだ若く、初産で、しかもここはカラスの多い住宅地

彼女はどこでどのようにして子供を産み、育てているのだろう

 

非常に心配です

 

 

 

 

人と暮らし、暖かいベッドで寝て、食事にも事欠かない猫たちがいて

一方で風雨に曝され、酷暑、極寒、空腹に耐えて暮らす猫たちがいる

さらにそこには彼らを邪険にする人間の残酷さも加わって・・

 

外猫は過酷な環境の中で生きるため、飼い猫の何倍もの速さで歳をとります

 

同じ猫であるにも関わらず

彼らの天と地ほども違う運命はどうやって決まるのか

 

私は神様は不公平だんなて考えやしない

この世に神様なんていないと思っているから

 

もしいるのなら、こんな現実を黙って見過ごすわけがない

 

彼らの幸や不幸は、ひとえに人間の思惑次第なのです